サマーキャンプの思い出

今日の連絡ノートには、土曜日に行った「お別れ会」の感想がびっしりです。1ページびっしりのコメントは当たり前で、4ページにわたって、ホワイトきゃんばすへの思いを書いてくれた保護者もありました。まだ入園して間もない保護者にとっては、2012年開園からのストーリーは、「そうだったんだ!」と感じたようです。朝から、ノートのコメントをずっと読んでいました。熱いメッセージ・・・ありがたいですね。

 

さて、卒園児が、「一番の思い出」の一つに挙げるのが「サマーキャンプ」です。保育園が未就学児の宿泊体験を行うところは、極めてまれです。ただし、幼稚園なら、たいがい「お泊り保育」と言って、年長園児が幼稚園に泊まることが多いですね。それじゃ、ホワイトきゃんばすは、本当のキャンプをやってしまおう!ということで、2016年の夏からスタートさせました。最初の頃は、年長園児と卒園児が一緒にサマーキャンプを行いました。実は、小学生が一番最初に経験する宿泊行事は、5年の林間学校です。小学1年から4年まで、ホワイトきゃんばすのサマーキャンプに参加することで、卒園児にとっても、貴重な経験となったのです。

 

人数が多くなったので、ここ4年間は、年長園児のみで行ってきましたが、たった1泊だけなのに、見違えるような成長を遂げる子どもたちに、保護者はもちろんのこと、私たち職員たちも驚くことばかりです。7月末のサマーキャンプを終えると、「サマーキャンプを経験した」というだけで、子どもたちの気持ちが、自信に満ちているのです。

 

初日は、嵐山渓谷での川遊びを行いますが、園長のミッションは、岩の上から川へ飛び降りることです。個人差があるので、浮き輪でもOKですが、歴代の園児が、ここはすべて飛べるようになるのです。飛ぶまでに10分以上かかる園児もいますが、他の園児の応援もあって、勇気が湧いてくるのです。先生たちは、見事に飛んだ園児を褒めたたえ、大きな拍手で迎えます。

 

サマーキャンプの2日間は、初日は川遊びをし、おにぎりを食べ、焼きマシュマロを楽しみ、げんきプラザ到着後は、山登りやプラネタリウムで学び、夕食、入浴の後は、花火&星空観察です。2日目は、朝の散歩をして朝食を食べてから、紙すき体験・浴衣の生地でのフォトフレーム作り・牧場でアイスクリーム作りなどを今までやってきました。帰る途中の道の駅で、アイスを食べて、お昼過ぎに保育園に戻る日程です。

 

そんな、子どもたちの「真夏の大冒険」を何度も経験できて、今は、思い出すたびに幸せをかみしめています。子どもたちのチャレンジ精神は、本当に凄いのです。