いよいよ「お別れ会」の日となりました。保育園の園児とその保護者と卒園児とその保護者も参加していただきました。小中学生は、28人も集まりました。こうして、卒園後もホワイトきゃんばすとずっと、お付き合いが続いていることに、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。
園児全員への「卒園証書授与」を行いました。10月31日に子どもたちは、保育園ホワイトきゃんばすを卒園します。11月からは、新しい保育園や幼稚園に転園しますが、「ホワイトきゃんばすを卒園」という大切な思い出を作ります。子どもたちは、立派に卒園証書を受け取りました。
今回は、職員全員がお話をする時間を作りました。ホワイトきゃんばすで仕事を始めるきっかけや、子どもたちとの思い出が語られました。このメンバーたちに支えられながら、園長の仕事ができたことに感謝し、私も保護者とともに聴き入っていました。
2012年5月の開園から、今日に至るまでの歴代の卒園児の懐かしい映像に見入っていました。そして、卒園児28名が、前に出て「インタビュー」です。保育園の思い出を語ってもらいました。小学生になると、卒園した保育園や幼稚園に足を運ぶことが無くなるのが常ですが、壁面のメッセージボードに、感謝の気持ちを記す卒園児の背中に、「がんばれ!」とエールを送ります。
卒園児保護者代表のご挨拶は、わくわく教室を担当していただいた、小6姉・小4弟の母です。ホワイトきゃんばすの歴史を振り返りながら、「5つのすばらしいこと」を語っていただきました。私も忘れていたエピソードもあって、聴き入ってしまいました。保護者の皆様に支えられた保育園は、一体感が大きいですね。感謝しかありません。
子どもたちが大好きな「にじ」と「みんなともだち」を園児と卒園児全員で歌います。卒園児は、自分の卒園式を思い出していたようです。私も一緒に歌っていました。
園児保護者代表のご挨拶は、年長男子のママに頼みました。何と、朝の5時までかけて、便箋5枚のあいさつ文を考えてくれました。普段は、気さくに話をしてくれるママですが、涙を抑えることができませんでした。心あたたまる素晴らしいメッセージでした。
保護者の声に、常に耳を傾けてくれた、保育園の精神的支柱の役割を担った、主任の先生の話は、やっぱり涙なしでは終わりません。彼女に悩みを打ち明ける保護者は、今まで何人もいました。今日も、ある保護者と涙を流しながら抱き合っていました。
園長挨拶も、今日が最後です。園児たちへ・・卒園児たちへ・・保護者の皆様へ・・心に誓った、「笑顔」で、語ることができた気がします。そして、昭和おやじの締めは、やはり「三本締め」です。子どもたちも一緒になって、シャンシャンと締めることができました。
今日は、子どもたちと保護者の皆様から、素敵な記念品や手紙、絵、手作りのアルバムなど、持ちきれないほど、プレゼントをいただきました。一つ一つ読み返したり、ながめたりしながら、目頭を熱くしています。
こんな幸せな時間を過ごすことができて、うれしい気持ちでいっぱいです。12年5か月を全力で子どもたちと保護者の皆様と関わってきたことに、誇りを感じることもできました。
子どもたち・・・保護者の皆様・・・本当にありがとうございました。