昭和式・喫茶店活用術

今日の運動会練習では、久々に綱引きの練習をしました。他の園の子どもたちが、ホワイトきゃんばすの綱引きを見て、「がんばーレ!がんばーレ!」と声援を送ってくれたのです。最初は、綱を引くことすらままならなかった園児たちが、今日は迫力ある綱の引き合いを演じ、その姿をみた、他の園の応援すら勝ち取ったのです。立派なことです。

 

さて、今日は、喫茶店についての話です。都心の駅に行けば、チェーン店系のカフェが多いですね。スタバにドトール・エクセルシオール・タリーズなどなど・・・私も営業マンで外回りをしていた時には、カバンの中には常にノートパソコンが入っていました。チェーン店系のカフェやファーストフードショップに入って、コーヒー1杯で長々とパソコンを叩いていました。電源も完備されているので、堂々と長居です。(笑)

 

ところが、最近はテレビなどで「レトロな喫茶店」特集が頻繁に組まれ、昭和世代だけでなく、若者も外国人も開店前から並んで利用する店も多いですね。NHKでは、古民家を改装したカフェを「ハル」が訪ねるドラマ「ふるカフェ系ハルさんの休日」が放映されています。また、BSでは、ずん飯尾さんが各地の喫茶店を訪れる「ずん喫茶」も私の好きな番組の一つです。

 

埼玉県にも、昔ながらの喫茶店がたくさんあり、私もぶらりと散歩します。大宮駅近くには「伯爵亭」という24時間営業の有名な喫茶店があるのですが、ここも、多くのお客様で賑わっています。

 

昔ながらの喫茶店とチェーン系カフェでは、違うところはたくさんありますが、一番の違いは「過ごし方」にあります。そうです。昭和スタイルの喫茶店では、パソコンを開いている人はほとんどいません。スマホを見ている人はいますが、仕事をしている人は少数派です。逆にスタバの店内で、一心不乱にノートパソコンをたたく人が、一人もいなかったことなどありませんね。

 

昭和喫茶店は、「仕事をする場所」ではなく、「休憩する場所」「リラックスする場所」「サボる場所」だったのです。コロナ以降、リモートワークが広がり、カフェというと「仕事をする場所」のようなイメージですが、昭和純喫茶に入ったら、ボーッと過ごしてリラックスしたいですね。もちろん、その後の仕事がはかどること間違いなしです。

 

レトロな喫茶店に入るのが楽しみな私ですが、もちろん、仕事などしませんよ。(笑)