今日も雨が激しく降っています。しかし、教室内で、しっかりと運動会の練習をしました。入場行進からの開会式では、選手宣誓を行います。代表園児はセリフを覚えて、あとは練習あるのみです。準備体操も「体操の先生」に年長園児がなります。つな引きは、腰を下ろした低い体勢が取れています。玉入れも、的確にカゴに入れられるようになってきました。ダンス「ハピネス」、組体操に、ダンス「マイムマイム」まで、充実した練習ができました。
さて、今日は、「こんなサービスいいなぁ~」を2つ取り上げます。1つ目は、本を借りに来た子どもたちにカブトムシの幼虫をプレゼントする企画で、大勢の子どもたちで賑わった、草加市立中央図書館の話です。この夏、図書館では、カブトムシ約10匹を館内に展示したそうです。展示後、職員が飼育ケースを片付ける際に、腐葉土の中に幼虫がいるのを見つけたそうです。職員が「図書館に足を運ぶきっかけにしてほしい」と子どもに配ることを思いつきます。ミソは、子どもたち自身で、腐葉土を手で掘って、幼虫を見つける演出にしたことです。自分で捕まえた幼虫なので、大喜びで容器に入れて見つめます。カブトムシの幼虫をもらった子どもたちは、幼虫が成長するたびに、図書館に行きたくなるに違いありません。
次は、さいたま新都心にある、ホテルメトロポリタンでのサービスです。来年3月末までの期間限定ですが、特急列車「185系」をイメージした部屋を新たに設けたそうです。実際に使われた車両の座席4席をボックス席のように向かい合わせに配置し、デッキに置かれていたゴミ箱も再現するなど、鉄道ファンの心をくすぐる仕掛けを盛り込んでいます。
185系と言っても、ピンとこない人が多いでしょうね。この緑のラインが特徴の185系は、特急「踊り子号」や湘南ライナーなどとして使われ、2021年に定期運航を終了した車両です。国鉄民営化前に製造された車両は「国鉄型」と呼ばれ、現在は一部が臨時列車として使われる人気車両です。
「185系ルーム」は、9階のスーペリアツインルームで、客席の壁には走行する185系の写真10枚が展示され、指定席表示版もあります。窓からは、さいたま新都心駅や列車が行き交う景色を満喫できます。鉄道好きにはたまらない企画ですね。座席から電車を眺めることもできて、旅気分を楽しむこともできます。
ということで、カブトムシの幼虫と185系・・・こんな、ちょっとしたサービスは、他にもたくさんあるのでしょう。考えるのも楽しいですね。