パリのおむすび

今日は、運動会の練習をしようと、西文ひろばの前まで来たところで、急に大粒の雨が降ってきました。引き返して、屋上遊びに変更です。屋上も雨ですが、子どもたちは、シャボン玉を様々な形で楽しんでいます。手の中にシャボン玉を吹き付けて、泡を手のひらであやつっています。そして、エレベーターホールで、綱引きと玉入れの練習をしました。玉入れの練習は、なかなか西文ひろばでできないので、いい機会となりました。6歳男の子の技が進化しています。玉を5個まとめて持って、見事カゴの中へ・・・知的プレーです。(笑)

 

さて、今週から、朝の連続テレビ小説「おむすび」がスタートしました。子役なしで、いきなり橋本環奈さんが登場ですね。朝ドラは、注目度が高いので、評価も絶賛から酷評まで、色々と言われますが、私は、周りの意見は置いておいて、楽しむことにしています。

 

今日は、そんな「おむすび」の話です。パリオリンピックが行われた「パリおにぎり」が、今大人気だそうです。パリの「おむずび権米衛」での一番人気は、スパイシーチキンのおにぎりです。ドライトマトとオリーブを玄米に混ぜています。コンブとツナマヨのおにぎりも人気です。昼過ぎの店頭は長蛇の列で、「健康的で、味もしっかりしていておいしい」と評判だそうです。

 

気になる値段ですが、1つ平均3ユーロ(約470円)です。思わず「高~い!」と思ったでしょうが、パリでは、ラーメン1杯15ユーロで2000円以上するので、手軽な日本食として受け入れられているそうです。先日、おやじ旅仲間の一人が、フランスを旅行して、オムレツが有名な専門店に行ったそうです。何と、オムレツが6000円もしたそうで、ヨーロッパでの物価高と、円安がここまでの価格差となるなんて、呆れますね。

 

市内には、フランス人が開業したおにぎり専門店もあり、スーパーの店頭にもおにぎりが何種類も並ぶそうです。今後は、「おむすび」が、フランス人の食の選択肢の一つとして、当たり前になっていくのかもしれません。

 

では、日本のおにぎりブームはどうなっているのか。ある調査では、東京都内・大阪・名古屋・福岡各市内で、2023年1~10月に開業したおにぎり専門店の数は、前年の1.5倍だそうです。有名専門店では、外国人の姿も多いとのこと。そして、日本のおにぎり業界に、「パリおにぎり」が逆輸入されているそうです。サーモンやクリームチーズなどの洋風素材を使ったおにぎりや、ノリで巻くとは限らない発想もあるようです。

 

ごはんを2杯3杯とおかわりができないのに、おにぎりにすれば簡単に、2個3個食べられてしまう、この不思議な食べ物が、いよいよ世界に広がっていくようです。日本のおいしい食べ物が、今後世界に、さらに広がっていくのでしょう。楽しみですね。