最後の秋まつり

保育園ホワイトきゃんばすの最後の秋まつりが無事に終了しました。暑さに負けず、子どもたちの笑顔と元気いっぱいのパフォーマンスで盛り上がりました。

 

2012年に開園した保育園ホワイトきゃんばすですが、その夏に「夏まつり」として、屋上ファームで収穫した、トマトやキュウリなどの夏野菜を氷の上に乗せて、子どもたちと食べました。この時は、「お祭り」と言うほどの規模ではなかったのですが、「子どもみこし」を行うようになり、「お店屋さん」では、園児が、声出しや商品の受け渡し、代金のやり取りなどを行うようになりました。真夏のお祭りから秋まつりに変更し、子どもたちにとっても、保護者にとっても、楽しいイベントの一つになりました。

 

エレベーターで屋上に上がると、子どもたちが作った風車などの装飾が目に入ります。「これ、○○が作ったんだよ」と、最初の親子の会話が聞こえてきます。子どもみこしは、「ドラえもん」と「アンパンマン」です。「わっしょい!」の子どもたちの声のまわりには、保護者が、スマホを片手に、我が子の勇姿を撮影します。

 

ダンスは、「やってみよう」「エビカニクス」「ジャンボリーミッキー」の3曲で、輪になって盛り上がりました。小学生も、ジャンボリーミッキーの曲が流れると、自然と踊っていました。4年前のクリスマス発表会で披露したダンスですが、小3男子は、ディズニーランドのミッキーマウスの前で突然、このジャンボリーミッキーを踊った逸話があります。ミッキーもビックリです。

 

そして、いよいよ「お店屋さん」がスタートしました。昨年同様「ゲーム」屋さんには、長い行列ができました。野菜が溶け込んだおいしい「カレー」は完売。新発売の「プチシャーベット」も100セット完売です。フランクフルト150本も炭火焼のおいしさで完売しました。子どもたちの「いらっしゃいませ!」の声出しが、何とも言えない可愛らしさを見せ、お手伝いいただいた保護者も楽しんでいただきました。子どもたちに「接客」を体験させたいという試みは、大きな成長につながったと確信しております。

 

最後は、「イス取りゲーム」で、盛り上がりました。園医たちの戦いの後には、小中学生の戦いも行いました。子どもたちを応援する保護者たちが、異常な盛り上がりを見せたのは、想定外です。(笑)

 

今回の秋まつりには、卒園児の小中学生が30人も集合しました。園児と保護者を含めると150人です。これだけ多くの人たちが、こうして、保育園ホワイトきゃんばすに思いを持っていただいていることが、大きな財産だとあらためて感謝します。

 

中学生になった卒園児たちは、すでに私の身長を抜いていて、小学生高学年の女子たちは、生意気な口をききます。小学校低学年の男子は、まだ園児とやっていることが変わりませんが、「俺は小学生だから」という態度だけは立派です。(笑)

 

園長の夢の1つは、卒園児と酒を飲むです。保育園が閉園しても、子どもたちの成長をずっと見守りながら、あと6年後くらいかな?「乾杯!が楽しみです」

 

色々な想いが頭の中をめぐった、保育園ホワイトきゃんばす最後の秋まつりは、やっぱり、子どもたちと保護者の皆様の思いでずっと継続することができたんだなぁ~と思いました。本当にありがとうございました。