明日の秋まつりのおみこしが完成しました。今回は、「ドラえもんみこし」と「アンパンマンみこし」の2基です。今日は、おみこしわっしょい!の練習です。子どもたちが大好きなキャラクターなだけに、声も大きくなります。朝の自由時間は「お店屋さん」の声出し自主練習を年長園児が中心となってやってました。明日が楽しみです。
年長の女の子が、サツマイモ畑の後ろに咲いている「アサガオ」を見つけました。早速、色水作りに夢中になります。ビニール袋にアサガオと水を入れて、モミモミするのですが、水を入れすぎると色が薄くなってしまいます。花びらをモミモミしないで、水ばかりをもんでいる園児は、「おかしいなぁ~なかなか色がつかないなぁ~」という顔をしていましたが、自分で解決したようです。
さて、今日は目の話です。毎年子どもたちの視力が低下し、小学生からメガネをかける児童が増えています。人間の目は本来、近くのものばかりを見るようにはできていません。大昔の人は、遠くの獲物のわずかな動きを察知したり、地上の照明などまったくない漆黒の夜空を眺めたりと、今よりはるかに遠くの景色を見る機会が多かったはずです。それに対して、今の子どもたちは、パソコンやスマホの画面など近くを見る時間が増え、遠くの景色を見ることが少なくなりました。やはり、時には、流れる雲や遠くの山並みをゆったりとした気持ちで眺めたいものですね。目も心も癒されること間違いありません。
ジグソーパズルを近くから1ピースだけ見ると、それが何を表現しているのか分からないですが、離れたところから見るとパズルの全体像が分かります。山の姿は、登っている人には分かりませんが、遠くから眺める人には良く分かります。私たちは、「目で見る」という同じ行為でも、視点を変えることで、気持ちだって変わるのです。
人がつらく感じるときとは、先に希望が見えないときです。そんな時は、近くの今を見る目と、遠くの未来を見る目をバランスよく持つことが大切なのかもしれません。今がつらければ、今だけを見ることなく、遠くを見るのです。
「心眼」という言葉があるように、 なんだか、目と心は繋がっているようですね。