4歳女の子が、本物のパリオリンピックの金メダルを首にかけました。本当の話です 。女の子のおうちの2軒隣りが、パリ五輪レスリング女子62キロ級で金メダルに輝いた「元木さくら」選手の実家だそうで、昨日は、ご近所様たちが集まって、お祝いをしたそうです。女の子のママの話では、金メダルはずっしり重たかったそうです。
さて、喫茶店やカフェでは、利用する人それぞれの楽しみ方やこだわり、店の個性が反映されますが、店内での私語を禁止したり、筆談やジェスチャーでお客様が店員とやり取りをしたりして、雑音がない静かな環境でひとり時間を満喫できる「静寂系カフェ」が人気だそうです。
JR高円寺駅前の商店街の一角にあるカフェ「アール座読書館」の店内は、静まりかえっています。「森の中の読書」が店のテーマです。観葉植物の鉢や、水草の間を熱帯魚が優雅に泳ぐ水槽、アート作品を配置した空間で、文学集や美術書など約1600冊ある本を自由に読めますが、注文以外の私語は厳禁となっています。オーナーは、「街中に現実逃避できる静かな場所が必要」と開店したそうです。私語禁止という独特の決まりがあるにもかかわらず、中学生からお年寄り、旅行客まで様々な人が来店。9割以上が一人で訪れ、リピーターが多いとのこと。店の棚に置いてある「落書き帳」には、進路や仕事、結婚・出産、恋、病気などに関する来店客の悩みや葛藤、目標などがびっしりです。「仕事で心が疲れていたときに読んで救われた」と、常連客は言います。
聴覚に障害がある店員が多く働いている大阪の梅田に開店した「清浄(しょうじょう)」では、極力おしゃべりを控えることをルールにしています。注文は、筆談や手話、指差しで、店内にはBGMも流れていません。「五感を研ぎ澄まし、静寂の心地よさを楽しんで欲しい」が、お店の狙いです。パソコンの音もNGという店もあるようです。
私は、まだ「静寂カフェ」と言われるような場所には行ったことはありませんが、一人じっと本を読んで過ごすときには、最高の空間ですね。みなさんは、どうですか・・・目的がおしゃべりなら別のカフェに行けばいいのです。
雨音や足音、抹茶をたてる音など、日常の雑音にかき消される微小な音を聞くことは心身の癒しにつながると言われています。街中は、雑音にあふれていますね。人間は、本来、静寂の中で、自身の思いにふけりたいという欲求があります。時々は、こんな空間で過ごしたいものです。