お盆休み期間は、いつものように「特集!」のプログとさせていただきます。今回は、「時間の使い方」です。なかなか難しいテーマですね。
閉店間際のスーパーマーケットに入ると、総菜コーナーには、半額シールが貼られた商品が並んでいる事が多いですね。言わずもがな、ロスにしないで総菜を売り切るためです。商品には、「賞味期限」という「終わり」がはっきりされています。総菜と同じに例える
のも変ですが、人にも必ず「終わり(死)」という期限があります。でも、総菜と違うのは、その時がいつかはわかりません。終わりの時がはっきりしていれば、何をして、何をしないか・・・優先順位もハッキリとつけられますが、終わりが分からないので、ついつい、時間を無駄に使ってしまうことがあるかもしれませんね。
大げさですが、時間を考えることは「どう生きるかを考えること」でもあると言う人がいます。私も、漠然とですが、年齢を重ねた今は、そう思うことが多いです。ここで、質問です。「時間」は、あなたにとって大切なものですか?と聞くと、たいていの人は「大切です」と答えます。しかし、「時間」をあなたは大切にできていますか?と聞くと、多くの人は、自信を持って「大切にできている」とは、答えられません。時間を大切だと思っているのに、時間を大切にできていないのです。
やっぱり、時間というものは、やっかいな存在ですね。そんな、やっかいな時間を自分の手に取り戻し、人生を豊かにするためにはどうしたらいいか。人生の時間は限られているのに、なんでこんなに目の前のことに忙殺されてしまうのか。
「親が死ぬまでにしたい55のこと」という本の帯コピーには、こんなことが書かれています。「仮に親が60歳とすると…20年(親の残された寿命)×6日間(1年間に会う回数)×11時間(1日で一緒にいる時間)=1320時間。つまり、あなたが親と一緒に過ごせる日数はあと55日間しかないのです!!」
どうですか・・・ますます時間を大切にした人生を過ごさないと・・・と思いますね。では、お盆休みは、一緒に「時間の使い方」を考えていきましょう。