男性向け育児書

今日は土曜日ということで、大きいプールにすべり台を設置して、大スライダープールにしました。すると、小学生が、ただの大ジャンプではなく、ひねりを入れてのジャンプで魅了します。完全にオリンピックの体操を意識しています。(笑)

 

さて、私のような昭和世代の前から、ずっと「子育てマニュアル」のような育児書はたくさんありました。私も~一杯のチョコレートから「子どもたちの笑顔」へ~という育児書を出しました。(売れなかったですが・・・笑)1つの考え方としては、子ども一人一人個性があって違うのだから一律のマニュアルでは解決策にはつながらないことが多いですね。そして、どちらかというと、ターゲットは母親という本が多いです。

 

しかし、最近では、男性向け育児書の出版が相次いでいるそうです。具体的な内容は、産前産後の女性の心と体の変化や妻とのコミュニケーションの取り方などを解説する内容だそうです。母親に比べて、父親は子育ての悩みを周囲と共有できず、孤立しがちといいます。私も父親ですので、とても分かります。夫婦が協力して子育てをするコツをまとめた本も出てきました。

 

ある調査では、2歳までの子を持つ区内在住の父親を対象に「子育てで精神的な不調を感じたことがあるか?」の問いに1557人が回答し、約4割が「ある」と答えたそうです。「男性育休の社会学」の著者である甲南大学教授の中里英樹さんは「共働きが増え、男性も家事や育児の分担が求められるようになった。これまで女性が悩んでいた、子どもの世話や夫婦関係、仕事との両立などに男性も悩むようになり、解決できる情報が求められている」と話します。

 

もっと進んだ内容では、「子どもが発達障がいだと分かったとき パパがやること全部」とう本もあります。著者の長女が、3歳で発達障害と診断されてから社会人になるまでの経験をもとに、夫婦間の協力や学校、医療機関との関わりなど、幅広い内容になっています。

 

保育園ホワイトきゃんばすのパパは、第2子誕生で、長期休暇や育児休暇を取得するのが当たり前になっていますが、男性が、もっと子育てを楽しむようになり、夫婦の行き違いのミゾを埋めるためにも、男性向け育児書が必要になっていくのでしょう。

 

少子化対策のキーマンは、実はパパなのかもしれませんね。