今日は、小学生が1年生から5年生まで5人集合です。赤ちゃんを見ると「かわいい!」と今日は世話係を頑張ってくれた5年生女子・・・さすが役に立ちます。小3男子は、ルービックキューブをいとも簡単に完成させていました。屋上プールでは、ボランティアのパパが、大きなスイカを差し入れてくれたので、今シーズン初の「スイカ割り」で盛り上がりました。「おいしい!うまい!おかわり!」の声が響きます。
さて、今日は3人の小学校1年生が登園しました。夏休みに、おうちに持ち帰ったのが、「アサガオ」です。すでに、花が咲いているそうです。夏休みの課題は、朝顔の種を収穫して、その種を来年の1年生に、つなぐことだそうです。自分たちも、先輩から引き継いだ種で花を咲かせたのです。何だか、素敵な話ですね。
アサガオは、一日花ですので、朝から昼にかけて花を咲かせたら、もう翌日には、同じ花ビラは開きません。花はしぼんだままで、今度は「種」になる準備を始めるのです。この観察を、目を輝かせながら、1年生たちは行うのでしょう。子どもたちが、小さな植物を慈しむ心は、まるで天使のようですね。
詩人の相田みつをさんはこう言います。「子どものためにやらなくてはならない事は沢山あるけれど、その中でも一番大切だと思っている事は、子どもが小さいうちに、心の中に美しいものを見て、素直に感動する心を養っていくこと。これが親の大事な務めなんだよ」
では、どうやったら子どもの心の中に、感動の心が芽生えるのか。相田さんは続けます。「まず親が感動しなくては駄目だよ。親の感動は、必ず子どもの心に伝わって、感動する心が芽生えるのだから」
相田さんの詩に「感動とは 感じて 動く と書くんだなあ」があります。まさに、私たち大人は、子どもの「感じる心」を大切にしたいですね。アサガオのような植物からも、ダンゴムシ・てんとう虫・空を飛ぶクマバチやトンボからも、子どもたちの「感じる心」が伝わってきます。いつの時代も、多くのことは自然から教わることが多いですね。私たち大人も、子どもの頃を振り返ってみると、つくづくそう思います。
大人になっても、素直に感動する心を持ち続けたいものです。特に子どもの前では、子どもと同じ目線になってみませんか。