「おかしの学校」に行ってきました

年長・年中園児合計14名を連れて、ロッテ浦和工場「おかしの学校」に行ってきました。人気のお菓子工場の社会科見学ですので、今年度の団体枠は、すべて予約が埋まっているそうです。さいたま市内の小学校3年生がここを社会科見学に利用することが多いのですが、今日は就学前の園児たちですので、担当のお姉さんたちには、とてもかわいらしく映ったようです。(笑)

 

3月の社会科見学で、「造幣局さいたま支局」に行った時は、JR西大宮駅からさいたま新都心駅まで、電車で移動しました。今日は、ロッテの工場がある、武蔵浦和駅までの移動です。大宮から先、武蔵浦和駅までは、新幹線が並行して走るので、「はやぶさだ!こまちだ!かがやきだ!」と子どもたちの歓声が響きましたが、他のお客様に迷惑をかけることなく到着しました。

 

駅から歩いて10分・・・お菓子工場に到着です。いよいよ、子どもたちは「おかしの学校」に入学します。ここは、まるでハリーポッターの世界です。MCのお姉さんも、魔法を使います。子どもたちも、気がつくと、「パイの実」の帽子をかぶらされていました。今日は、ロッテを代表するお菓子「パイの実」の生産ラインを見学です。

 

パイをふっくらサクサクにするために、64層の生地からできていることや、パイに麦芽糖を吹きかけることで、カリッとした食感になること。チョコレートを入れる工程では、上部に取り付けられているパイプから、チョコレートが水道のように流れていくシーンを目の当たりにした子どもたちは、大興奮です。パッケージされ、箱に入れられた「パイの実」が、ロボットだけで人がいない最終工程で、カートンに積まれていく様子まで、しっかりと見学できました。

 

浦和工場では、パイの実の他に、コアラのマーチ・ガーナチョコレート・トッポ・クランキー・キシリトールガム。そして、雪見だいふく・爽・もな王などのアイスクリームも製造されています。子どもたちにとっては、なじみのあるお菓子ばかりなので、深く記憶に残ったようです。3交代で24時間稼働する、おかしの大工場は、全国に向けて毎日多くのお菓子を作っているのです。

 

「やった!」と歓声が上がったのは、おかしの学校を無事に卒業して、お菓子の詰め合わせをお土産にもらった時です。企業にしてみれば、子どもたちの「口コミ」が親に伝わることで、さらに宣伝効果がアップするので、とてもリーズナブルな販促費用ですね。

 

年長園児の中には、おかしの学校で学んだ知識をしっかりと頭にインプットしたようです。おうちに帰ったら、ママパパに、マシンガントーク解説が始まりそうです。(笑)

 

普段スーパーに並んでいる商品が、どのように作られ、誰が運び、この棚に並んでいるのか・・・何気ない買い物の時間が、子どもたちの「なぜ?どうして?」につながっていくのが、社会科見学のねらいでもありますが、今日は、十分な成果があったようです。

 

そうだ~お弁当タイム・・・駅前ビルの屋上庭園で食べます。空を見上げれば、高層マンションだらけですが、この不思議な空間もなかなかいいものでした。