家庭菜園で癒される

今日は、屋上ファームで、チビちゃんたちをメインに、インゲン豆の種をまきました。先日の寺子屋では、「そらいろのたねをまくよ!」と言っても園児たちは信じてくれませんでしたが、チビちゃんたちは、「やった!おうちが、はえてくるかもしれないね」なんて、かわいいことを言っています。

 

こんな感じで、保育園の子どもたちは、いつも遊んでいる屋上にファームがあるので、野菜にかかわる生活を当たり前に経験しています。そんなこともあって、おうちで、家庭菜園をする家族が多いです。連絡ノートにも、「○○を収穫しました」というコメントをよく見かけます。

 

とうことで、今日は家庭菜園の話です。近ごろ、家庭菜園に興味を持つ女性が増えているようです。男の場合は、なぜか「畑仕事」というイメージですが、女性だと「家庭菜園」という言い方になるのは、不思議ですね。(笑)

 

家庭菜園は、一戸建てなら庭で、マンションならベランダでプランターだってできます。市民農園のような場所も、最近は増えてきました。行政が管轄する農園なら、年間でも1万円かからないくらいで借りられます。

 

週末は農園中心という独身OLは、遊びに誘われても、畑仕事を終わらせてから合流するそうです。「うちの子かわいいでしょ」と、収穫した野菜を仲間におすそ分けです。もちろん、家庭菜園は思い通りにならないこともあります。芽が出なかったり、突然枯れたり病気になったりします。家庭菜園の先輩にアドバイスをもらいながらコミュニケーションも図れますね。台風や大雨の時は気が気でなくなります。例えば、夏野菜の代表「トマト」は、1本の茎を成長させるために、枝芽を欠く作業が必要になります。保育園の屋上ファームでも1日何もしないと、枝芽がたくさん出てきます。週末作業だと、半日はこんな作業で時間が流れます。でも、「手間暇をかけた分だけ成果が見えます。私にとって、最高の癒しです」と、独身OLにとっては、極上の時間になっているようです。

 

東京都心でも仕事帰りに立ち寄れる農園もあります。お台場の「ダイバーシティ東京プラザ」の屋上は貸農園になっています。値段は、1区画(3平方メートル)で、月額1万円と、かなり割高ですが、レインボーブリッジを見ながらの畑仕事なんて・・・最高ですね。

 

「土をいじり、作物を収穫する」ことは、農耕民族のDNAを持つ、人間にとって、プラスのスイッチが入ることは間違いないでしょうが、現代社会のストレスからも回避できて、癒される時間になっているのです。一人でも農園で多くの人と出会うことができるし、ファミリーなら最高の時間です。

 

さて、「タキイ種苗」が20歳以上の600人にネットアンケートを行った結果、「家庭菜園で野菜などを作っていますか?」の問いに、規模の大小はある者の、21.8%もの人が家庭菜園を行っているとの結果が出ました。私は、正直多いと思いました。

 

家庭菜園用のコスチュームもどんどんオシャレになっていますね。自分の時間や趣味を大切にするライフスタイルの中に、「家庭菜園」は、堂々の上位ランクインですね。