今日は、晴天で屋上遊びができました。子どもたちは、すぐに「桑の木」のまわりに集まります。目的は、桑の実(マルベリー)を食べることです。年長園児は、自分で赤黒く熟した実を食べています。小さい子は、職員からもらいます。「桑の実をむさぼり食べる子どもたち・・・」とっても、ワイルドです。(笑)
今日は、見学に来ていたママがいたのですが、桑の実の説明を園長がしていると、年長の男の子が、そのママに「マルベリーだよ。食べていいよ」と渡したのです。なんと、優しくて、気遣いのある対応に、感動する園長です。
さて、今日は2050年の日本がどうなっているか?の未来予想です。今から26年後なんて、近い未来と考える人も多いでしょうが、ズバリ当てるのは、難しいですね。人間は、今から100年前に飛行機を開発し、空を飛び始めました。今では、世界中を飛び回り、ロケットで宇宙にも行っています。人間が想像できることで、実現できないことはないと言われていますので、100年後にはタイムマシンができてもおかしくありませんね。
社会を変えるような技術革新を目指す国の大型プロジェクト「内閣府ムーンショット」で、広報を担当する村木さんの話では、2050年は、「ドラえもんの世界になっているかもしれない」そうです。ドラえもんが持ち込んだ、22世紀の技術の多くは実現しているのではないか。と言います。
自宅にある3Dプリンターでボタンを押せばおいしい料理ができるとか、自動車の自動運転が当たり前になり、料理、運転、掃除などは、もはや趣味になっているのかもしれません。仕事の多くはロボットが代替できるようになっていて、人間はもっとクリエイティブで、本当にやりたいことに専念するようになる。複数の職業を持つことも可能になっていく。
もちろん、変えたくないことは、そのまま残ると考えられ、紙の書籍だったり、リモートワークが増えても、人と直接会う機会は大きくは減らない。いわば、人間くさいところは残っていくのでは・・・。いずれにしても、2050年には、生活のために、面倒なことや気が乗らないことをする必要はなくなっているのではないか。好きなことを追求でき、心の余裕が増える世の中が実現しているのでは・・・と村木さんは言います。
1555年、今から400年以上前に、ノストラダムスが「1999年7月に人類が滅亡する」と予言しました。日本でも、大ブームになりましたね。ちょうど、公害などの環境問題が日本で多発したこともあって、私も、少しは不安にかられ、1999年の8月になって、ホッとした記憶があります。
ドラえもんの世界・・・大いに結構。未来は明るくと信じていきたいですね。2050年、日本の若者が自尊心や誇りを持ち、その先も明るい将来を描いて暮らせる国になって欲しいものです。