屋上のカメさんたちが、冬眠から目を覚まし、カメ池がにぎやかになってきました。今日は、ミドリガメのおうちのいけすからカメを出して散歩をさせました。すぐに、カメのまわりを子どもたちが囲みます。新人の年長男子が、何のためらいもなく、ミドリガメを持ち上げると、勇気ある園児たちが、次々とチャレンジです。ミドリガメは気性が荒いので、噛みつくこともありますが、お腹を両手でしっかりと持っています。すると、いけすの中に、2匹の赤ちゃんカメが泳いでいました。昨年秋に生まれて、土の中で冬を越し、春になって出てきた赤ちゃんカメです。
カメ池に住む、ニホンイシガメとクサガメは、ちゃんと産卵場を作って、産んだ卵を取り出して、大切に育てますが、ミドリガメはほったらかしでも、こうして赤ちゃんが生まれます。繁殖力が強いことがよくわかります。
さて、昨日は、多くの企業で入社式が行われました。今年は、コロナ前に戻り、イベント形式の入社式が目立ったようです。
ソニーグループでは、横浜のKアリーナを会場に、人気バンドが登場。新入社員とコロナ禍が始まった2020年以降に入社した4100人がライブを楽しんだそうです。エンタメに力を入れるソニーは「ソニーがテーマにする『感動』を肌で感じて、今後の意欲につなげてほしい」と企画されたそうです。
キューピーは、埼玉県の自社農場で入社式を行い、新入社員46人が、レタスの収穫をし、マヨネーズ作りの体験をしたそうです。これは、テレビニュースでも放映されたので、会社の宣伝にもなりましたね。
女性として、初めて社長となった、日本航空の鳥取三津子社長は、1月に起きた航空機の衝突事故に触れ「業務が乗客の命につながっていることを忘れないでほしい」と訴えます。
「紅麹」問題を受けた小林製薬は、入社式を中止したそうです。新入社員が内定をもらったのは、昨年ですから、いきなり「紅麹」で大騒ぎになった会社に対して、複雑な思いを抱いていることでしょう。
私自身も、入社式で、社長の言葉は忘れてしまいましたが、桜の花が美しかったことを鮮明に覚えています。ただし、時代の流れで、今年度の新入社員の多くは、「この会社で定年まで勤める」と思っている人は、どれだけいるのか。もちろん、仕事をしてみないことには、まったく先のことは分かりませんが、転職や副業が当たり前の環境の中で、若者たちのこれからの時代の「イノベーション」を期待したいですね。
私からのアドバスは、「どんな仕事であっても、『ど真ん中』に自分を置いて仕事をしなさい!」です。そうすれば、苦しいこともたくさん出てきますが、最後は、楽しく笑える仕事に必ずなります。頑張ってほしいですね。