令和5年度 ありがとうございました

年度末が日曜日となりました。昨日から急に暖かくなって、桜の花が少しずつですが、開いてきました。過去は、入学式に合わせて桜が満開というイメージでしたが、今年は、数十年ぶりに、4月8日の入学式に、桜吹雪が子どもたちを迎えてくれるかもしれませんね。

 

さて、昨日は卒園式でした。保育園ホワイトきゃんばすは、これで、2012年に開園してから61名の卒園児を送り出したことになります。卒園証書第1号の女の子は、4月からは高校生です。今年度は、最多の11名が卒園となりましたが、それでも、他の幼稚園や大型保育園と比べると、人数は少ないので、いつの間にか、卒園後も付き合いが長く続くことが多いです。その、居場所が、保育園ホワイトきゃんばすになります。大宮西小学校の1年生の担任から「ホワイトきゃんばすを卒園した子どもたちは、学年を超えて仲がいいですね」と言ってもらった通り、小学生になっても「タテの関係」が続きます。

 

昨日の11名も、西区内の4つ小学校に分かれて入学しますが、保護者同士の交流も続いているので、長い付き合いになりそうです。うれしいことです。もちろん、園長も卒園した子どもたちの小学校生活を共有します。先日は、小2の卒園児が、あゆみ(成績表)を持ってきてくれました。私は「よく頑張った」としか言いませんが、子どもにとっては、学校の先生と親以外の大人に認められることも、成長につながることだと思っています。

 

今日で3月もおしまいですので、日本中のあらゆる学校の「卒業式」「卒園式」が終わったことになります。子どもたちは、未来に向かって新たなスタートを切ったわけですが、今までの思い出は、現在や未来の土台です。幸せな思い出は将来を幸せにする根拠になり、つらい思い出はそれを乗り越えた証拠となります。

 

人は変化し続けます。変化し続けるからこそ、不安とともに希望があります。卒業という節目は、「これまで培ってきた土台は何か」「何を卒業し、何を始めるか」など、自分の今までやってきたことと、これからどんな道を進むかを探究する機会となります。竹は節目があるから高く成長することができます。人も、卒業という「節目」をもつことで、成長するのかもしれませんね。

 

令和5年度もこの「おやじ園長のブログ」にお付き合いいただきありがとうございました。今日は「節目」をつけて、明日からの新年度に向かいます。明日から、仕事復帰の方や、人事異動で、新しい職場でスタートする保護者が、保育園にもたくさんいます。

 

頑張っていきましょう!