年長園児が、朝からわくわくしています。「小学校ではどんなことをするんだろう!?」という気持ちでいっぱいです。今日は、さいたま市立宮前(みやまえ)小学校で、年長園児がお招きいただき、「小学校はたのしいよ の会」を開いてくれました。
保育園ホワイトきゃんばすを含む近隣の幼稚園、保育園6園の年長園児が集まりました。小学校の生活や学習について、現役の小学校1年生に教えてもらいながら、楽しい時間を過ごすという内容です。
ホワイトきゃんばすから宮前小学校までは、園児の足で20分くらいです。散歩にはもってこいの距離です。宮前小学校に到着すると、校庭にある「つきやま」というタイヤを使った遊び場や、ウサギ小屋を見ながら過ごします。すると、休み時間になった1年生が、校庭に出てきました。その中に、ホワイトきゃんばすの卒園児の男の子がいて、園児たちは、いきなり大盛り上がりです。
そして、いよいよ1年4組の教室に向かいます。1年生が使用している机に座って、その横には、机の持ち主である1年生が付いてくれました。マンツーマンでのフォローです。まずは、手作りのメダルが首にかけられました。ひまわりのデザインですが、「ひまわりの花びらの数をかぞえてみよう」となります。ここは算数です。そして、「小学校は楽しいよ の会」がスタートしました。
「はじめのあいさつ」は、1年生が掛け合いで年長園児たちの緊張をほどいてくれます。司会2名の自己紹介が終わり、「ランドセルを背負ってみよう!」「ランドセルの中の教科書を机の中にしまってみよう!」「体操着をたたんでみよう!」を実際にやってみます。隣の1年生にやり方を教えてもらいながら、園児たちは、とても楽しそうです。
1年生から、歌のプレゼントがありました。宮前小学校の校歌と「さいたま市のうた」です。市歌は、さいたま市在住の「タケカワユキヒデ」さんが作曲した曲です。
そして、1年生の感想がありました。「体操着をたたむのもしっかりできていて凄かったです」「小学校は楽しい所だから、待ってるね」・・・今度は、年長園児に感想を聞いてみます。何人かの園児が手を挙げます。4人ぐらい連続で「楽しかった!」という感想が続いたのですが、ホワイトきゃんばすの女の子が、「今日は、1年生に色々なことを教えてもらいました。ありがとうございました」と感謝の意を伝えたのです。素晴らしい発言に、私は、心の中でガッツポーズです。(笑)
この企画は、宮前小学校の1年生の担任の先生の発案で、昨年末に、わざわざ保育園ホワイトきゃんばすにお越しいただき、案内を承りました。素晴らしい企画に、即決で「是非とも参加させていただきます」となったのです。
保育園、幼稚園から小学校入学については、大きな環境の変化に、戸惑う子どもたちが毎年多く発生します。不安いっぱいの年長園児が、「小学校って楽しい所だね」と思うだけでも、今回の取り組みは大きな意義があります。この企画を校長先生にプレゼンした○○先生には、感謝ですね。
本日参加した、11名の年長園児たちは、おうちに帰って、マシンガントークのごとく、ママやパパに今日の出来事を話すことでしょう。小学生になる自覚が、ますます大きくなっているようです。