屋上では「やった!○○ちゃんよく頑張った!」「凄いぞ!」「ずっと乗ってる・・・ビックリしたよ」「おめでとう!・・・」などの言葉が飛び交い、大きな拍手が起こりました。3歳の女の子が、自転車に乗れるようになったのです。これで、3・4・5歳児の寺子屋園児25名全員が自転車に乗れるようになりました。今年度末まで、あと2か月を残して、今年度も寺子屋園児全員が、自転車免許証交付という快挙です。今日は、園児全員、麦茶で乾杯です。(笑)
保育園ホワイトきゃんばすでは、異年齢でのかかわりの中で、年少でも自転車に乗れるようになるのが当たり前になっていますが、冷静に考えると、補助なし自転車に乗れるようになる平均は、小学校1年生ですので、いかに凄いことかおわかりいただけると思います。はい。これは、子ども同士の影響力による偉業です。
さて、今日の話は、私が子どもの頃から親しんだキューピー人形の、3分間クッキングは今でも続く長寿番組。そうです・・・キユーピーについて語ります。1925年に日本初のマヨネーズを作ったのがキユーピーです。マヨネーズで知られるキユーピーは、年間約42億個の卵を使って様々な商品を販売しています。でも、子どもたちにとって、卵アレルギーは避けられない問題ですね。保育園でも、今まで何人かの園児へ、卵を除去した給食を提供してきました。キユーピーは2013年にアレルギー低減卵の研究を始めたそうです。
ここまで読んで何か気がつきましたか。キユーピーのユの字が小文字ではないですね。知る人ぞ知るですが、正式名称は、キューピーではなく「キユーピー」です。デザイン上の理由だそうです。崎陽軒のしゅうまいを「シウマイ」と呼ぶのと似ていますね。
私たちの食卓に当たり前にある「卵」ですが、料理をする時に、たいがい殻は捨ててしまいますね。しかし、卵は捨てるところが一つもなく、キユーピーでは100パーセント有効活用しているそうです。黄身はマヨネーズに、卵白はお菓子やかまぼこ、膜は化粧品やサプリメントに使用し、年間2万8千トンも出る殻は、肥料やタイヤの滑り止め、壁などの建築資材に使われます。殻には多くのカルシウムが含まれているので、お米に混ぜて一緒に炊く商品も販売しています。卵の研究を追求するキユーピーでも、卵に含まれる未知なる素材の研究は、まだまだ続くようです。
昔、鶏は木の上で生活をしていて、巣から卵が落ちないように、あえて、あの卵形に産んでいると言います。どうですか・・・何だか、今まで以上に、卵を丁寧に扱わないと!と思いましたか。
物価安定の優等生として、よく卵が取り上げられますが、昨年は、鳥インフルエンザ問題で卵の値段が高騰しましたね。ここにきて、少し落ち着きましたが、私たちの食生活に欠かせないのが卵です。
私がかつて勤務していた菓子メーカーの看板商品の一つが、「カスタードプリン」です。原料は「卵・牛乳・砂糖」だけです。プリンが固まるのは卵の力です。日持ちをさせたり、原価を抑えるために、原材料表示に色々なものが入っているプリンはスーパーなどでは多く見られますね。
このシンプルな原料で、抜群においしいカスタードプリンは、全国津々浦々、かなりの数量に及びますので、工場ではライン化していますし、卵の殻を1つ1つ割って作っていません。パックに入ったキユーピーの卵黄を使用しています。この卵がおいしさの秘密でもあります。
今日の買い物では、「卵」を意識してくださいね。