だでうめぇ!!北のハンバーグ

本日登園した4歳&2歳の姉妹園児のママは、教員で小学校1年生の担任です。今日は、学校公開で授業参観があったそうです。子どもたちの発表会ということで、何と80人の保護者が集まり、教室は大人でギューギューです。土曜日ということで、両親そろってやおじいちゃんおばあちゃんまでも孫の姿を見に来ました。子どもたちの発表に、うるうるする保護者の姿もあったそうで、4月には「小学校生活は大丈夫かな?」で始まった我が子が、大勢の前で発表できるところまで成長した姿を見たのです。

 

私の経験上、1年生の授業参観が、もっともギャラリーが多くて、6年生になるとチラホラにまで数が減っていきます。是非とも、親には、我が子の6年間の成長を見守って欲しいと思いますね。

 

さて、商業高校の生徒らが、地域の特産品を使って企業と開発した商品の全国一を競う「商業高校フードグランプリ」で、昨年見事に最高賞の文部科学大臣賞に選ばれたのは、北海道函館商業高校の商品でした。「だてうめぇ!!北のハンバーグ」です。

 

第10回大会は、全国23校からの応募があったそうです。最高賞を受賞した函館商業高校は、幅広い世代に人気のハンバーグで商品開発を行いました。ジャガイモでボリュームを持たせ、柔らかい食感にするために豆腐を混ぜるなど、独自の工夫があったようです。

 

本選のプレゼンで、綿密な市場調査の結果を発表し、開発経緯を説明します。消費者のコストパフォーマンス重視の傾向などを踏まえて、価格を設定します。廃棄率の削減やフードロスの解消に向け、賞味期限を21日間にしたようです。

 

実は、この北のハンバーグは、先輩たちの代から3年かけて開発した商品で、すでに、1年間で3万7千パックを出荷したそうです。1パック270円です。パッケージはとてもインパクトがあり、写真はステーキのようなイメージです。「函商生コラボ」と明記されているので、何だか応援したくなるような気になりますね。

 

今回23校の商業高校がフードグランプリに参加したわけですが、商品開発には、民間企業の力を借りないといけません。マーケティング含め、高校生にとっては、1つの商品が発売されるまで、多くのことを学んだに違いありません。社会出て、すぐに役に立つスキルですね。