校内にコンビニをオープン

今日から令和6年の保育がスタートしました。さっそく朝の会では、「お正月で楽しかったこと。がんばったことは?」のインタビューを寺子屋園児に行いました。おじいちゃんおばあちゃんのお家に遊びに行ったり、お年玉をもらった話やアイススケートに挑戦した園児もいました。そして、地震の話もありました。保育園ホワイトきゃんばすは、実家が新潟県という保育園ママパパが多いのですが、元日に北陸新幹線乗車中に地震が発生し、4時間車内で過ごした姉妹、新潟のおじいちゃんおばあちゃんの家でくつろいている時に地震発生。翌日何とか動いた上越新幹線で帰ってきた兄妹。とにかく、元気に登園できてよかったです。

 

さて、千葉県にある特別支援学校の「市川大野高等学園」では、昨年11月に、校内にコンビニエンスストアがオープンしたそうです。セブンイレブンやファミリーマートが校内に開店したのではありません。生徒が運営する「スマイルマート」です。

 

農業コースの生徒が栽培した野菜、ソーイングコースの生徒による染織製品といった学校製品が並びます。おにぎりやパン、文房具は、学校から徒歩10分のファミリーマートからあらかじめ用意してもらった商品を引き取って販売します。ここだけ、大手コンビニの商品を活用しますが、商品管理や接客担当は、流通コースの生徒たちです。金銭管理は教員が行います。

 

どうですか、特別支援学校での活動というのが凄いところです。このような形態で、学校内にコンビニがあるケースは、全国でも初めてのようです。きっかけは、「コンビニを作りたい」との声が生徒から上がり、検討スタート。ファミリーマートの接客講座を受講して接客方法を学び、店名は「コンビニに関わるみんなが笑顔になる場所にしたい」と願いを込めて、スマイルマートと名付けられたそうです。

 

コンビニチェーンのように、24時間営業ではなく、火曜日は、午前11時から午後1時20分と短時間で、曜日によって営業時間は異なるようですが、一般の人も来店可能だそうです。お客様も、近所の人たちが、学校で栽培した野菜などを楽しみに買いに来るようで、地域の方々にも見守られて、生徒たちは、やりがいをもって働いているようです。

 

私たちも、応援したくなりますね。