元日に起きた能登地震での被害状況が、続々とわかってきました。珠洲市、輪島市、七尾市など能登半島へつながる多くの道路が分断され、余震も続いています。石川県、富山県、新潟県には、私がお世話になった人たちがたくさん住んでいますので心配です。そして、昨日は、新たに羽田空港で日航機が炎上するという衝撃的な映像が入ってきました。乗客全員が脱出できたことは安心しましたが、海上保安庁機の乗員が5名も亡くなり、言葉がありません。新年早々、悲しい出来事が多いですが、私たちは、元気に新年をスタートさせることが大切です。
さて、2009年に命名された言葉に「草食男子・肉食女子」があります。草食男子は、家庭的で優しく男らしさを求めない男性だそうです。恋愛の優先度が低く、没頭できる趣味を持ち、自分の感情や過去をあまり多く語りません。頑張って女性を追いかけようともせずに、リードするより一緒に歩きたい派で、自分に自信がない男子という意味ではないようです。一方、肉食女子は、恋愛にも仕事にも積極的な女性だそうです。女子の先頭に立ち、外見の良さに惑わされず、相手との距離が近い。ドラマのような色仕掛けをナチュラルに行い、次の約束を取り付けるのが早い。相手の喜びそうなことが自然とできて、自分の意思をしっかりと伝えることができます。そして、酒はガソリン。(笑)
今でも、時々使うことがありますね。今日は「肉食女子」について語ることにします。グイグイ押しまくり、派手で恋愛経験も豊富みたいなイメージがあるので、どちらかと言うと、マイナスイメージが先行しますが、日本の女性は、時代とともに、「肉食女子」の比率が多くなってきたのではないか・・・と、私は勝手に思っています。
草食女子を定義すると、恋愛は控えめで、おとなしいタイプ。自分から男性に告白することなどあり得ないような、昭和の女性のイメージとしましょう。実際に、当時の社会が求める女性がこうであったかもしれません。
そこに登場したのが「肉食女子」です。いいことを挙げてみますね。
まずは、気持ちの切り替えがすぐにできること。失恋して落ち込んでも、翌日には新しい彼氏を作っているイメージです。だからといって、物事を真剣に考えていないわけではありません。どうにもならないことは、前向きに諦めます。頭の回転も速く、物事を合理的に考えられます。好奇心が旺盛で、何事に対しても肯定的で偏見を持ちません。気になるスポットがあれば一人でも出かけていき、気になる人には自分から話しかけます。
そして、何といっても「ポジティブ」で「明るい」のです。周囲を元気にさせてくれるし、笑顔を絶やさないので、職場でも好感が持たれることが多いですね。
「肉食女子」は、自分なりの価値観をしっかりと持っていて、「自分の幸せは自分でつかみ取る」を実践するので、同性からも支持が高いですね。自分が嫌いなタイプは、男女問わずに直感的に判断できるので、自分からは近づきません。 そして、何といってもコミュニケーション能力が高く、職場では目立つし、仕事ができる存在・・・といったところでしょうか。
色々と書きましたが、私がサラリーマン時代の話です。バレンタイン商品の企画を担当していた先輩女子の行動パターンが、まさにこれです。社内での打ち合わせ中や、商談中でも、キーマンに携帯で電話をかけて、その場で仕事を解決していくタイプで、「このスピード感は大したものだ!」と、今後の自分の仕事に役立てました。「肉食女子」から学ばせていただきました。
さぁ~「肉食女子」がどれだけ素晴らしいか・・・そして、肉食女子の仕事ぶりは、男性も真似すべき点が多くあることを認識する必要がありますね。