今日の富士山を見ましたか。1/3ほど雪で真っ白になっていました。雪化粧を施しています。富士山の初雪はすでに観測されていますが、この雪は、春まで溶けないでいるのでしょう。空気の澄んだ冬の富士山を、屋上からたくさん愛でることができそうです。だだし、子どもたちは、大人が思うほど富士山への感動はありませんが・・・(笑)
保育園では、寺子屋園児を中心に、インフルエンザAが広まっています。コロナ前は、12月のクリスマス発表会のタイミングで感染してしまった園児がありましたが、まさかの運動会シーズンでの流行です。現在休んでいる園児は、運動会に間に合いますが、今日から誰一人も感染拡大がないことを願うばかりです。
さて、昨夜のドラマ、「下剋上球児」をみましたか。野球モノには、目がない私は、当然のように見入っていました。このドラマの原案は、「下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル」という、2018年夏の甲子園に初出場した白山高校の足跡を記したノンフィクションです。ドラマは、これを参考に企画されたフィクションですが、来週以降の展開が、早くも気になる熱いドラマになりそうです。このドラマでの主人公は、もちろん高校生たちですが、キーマンは間違いなく「監督」です。
今日は、阪神タイガースを18年ぶりにリーグ優勝に導いた「岡田監督」の手腕について考えます。選手時代は、あの有名な1985年巨人戦槇原投手からのバックスクリーン3連発ですね。バース、掛布と打って、次は岡田がもしかして・・・という期待に見事こたえた岡田選手は、「決めるときは決める人」という印象が強いですね。
風貌は、決してイケメンでもないし、華があるタイプではない(失礼)ばかりか、典型的な昭和の頑固おやじをイメージします。しかし、選手起用に際しての決断力は早いし、選手の気持ちを乗せて、モチベーションを上げることにおいて、抜群のリーダーシップを発揮させるのです。
「優勝」という言葉を使わないで「アレ」と表現するところは、演出家でもありますね。時代の流れや変化をしっかりと読める人です。圧倒的な勝率・ゲーム差で優勝しておきながら、阪神の個人の成績では、ホームラン王も打点王も首位打者もいません。まさに、令和の名将岡田監督の采配で優勝をつかんだのです。
具体的には、様々な要因がありますが、佐藤選手はじめ、Z世代を令和流のやり方で鍛え上げて、令和流のやり方で勝っていく手腕が抜群です。昭和バリバリ世代の岡田監督ですが、自分が選手時代だった、昭和のやり方を封印したのが、注目すべき点ですね。
ドラマの「下剋上球児」も、監督がいかに、部員たちを変えていくのか・・・楽しみですね。