小学生が商品開発を学ぶ

今日のビックリ発言です。6歳女の子が、ママに「○○君が、私のことが好きで、結婚したいって言われたんだ」と話すと、「じゃぁ~○○は、どう思っているの?結婚したいと思っているの?」とママが問います。すると、「う~ん。大人になるまで、まだ時間があるから、ゆっくり考える」と答えたそうです。とても、幼児の発言ではありません。(笑)

 

そして、念願の「こびとカルタ」が保育園に届きました。さっそく「第一回こびとカルタ選手権」を行いました。子どもたちの文字を追う真剣なまなざしがありました。ひらがなを遊びながら覚えてしまいますね。

 

さて、葛飾区の半田小学校では、1年から6年まで、SDGsの学びに力を入れているそうです。1~2年は、17の目標の意識付けに重点を置き、3~4年はSDGsの知識を得る学習を積み重ね、5~6年では具体化させる活動を行っています。今年度は、5年生が、民間企業の協力で、商品開発の授業を行っているそうです。

 

5年生3クラスのうち、1組は上履き・2組は部屋着・3組はランドセルの商品開発に取り組んでいます。

 

例えば、1組の上履きでは、靴の悩みや不満に関するアンケートを実施。回答の多かった「履き心地」「汚れ」などの4つの視点に着目し、「『白さ快適』バレエシューズ」というコンセプトを設定しました。

 

2組は、どのような部屋着が望ましいかをグループで検討。3組は、ランドセルの歴史などを学び、実際のランドセルに触れて材質を確認します。商品を開発した後は、互いの商品について発表し合うそうです。

 

ミソは、民間企業がかかわっていることです。「ただの発表会」では終わりません。商品化するだけでなく、それが実際に販売されるまでの活動だそうです。自分が考えた商品が、店頭に並ぶとあっては、子どもたちの自信につながらないわけがありませんね。

 

教育界では、SDGsという言葉が独り歩きしている感が否めませんが、具体的に「何をどうして、どうつなげる」をこのような取り組みで、子どもたちが経験できることは、大切なことですね。今年度末に、半田小学校の子どもたちが考えた商品を楽しみにしています。