今日は、夫婦でプールボランティアに参加してもらった、6歳男の子と2歳女の子のパパママが、子どもたち相手に大暴れです。大型水てっぽうを持参すると、壮絶な打ち合いが始まりました。腰痛のパパの腰が悲鳴をあげます。(笑)
さて、今日はチーズの話です。保育園の子どもたちは、「チーズ大好き!」園児が多いです。昭和世代の私の子どもの頃は、「チーズが苦手で・・・」という友だちが多かったですね。
全国各地でチーズ工房が増えているそうです。農林水産省によると、全国のチーズ工房の数(大手乳業除く)は、2006年は106か所だったものの、2021年は338か所と約3倍に増加しているそうです。沖縄にもチーズ工房があります。工房が増えているように、作られているチーズの種類も多彩になっています。
食文化研究家の畑中三応子さんは、「インターネットの発達でチーズ作りのノウハウが共有されやすくなったことなどから、参入障壁が低くなっているのでは」と分析します。「ここ10年、国産のナチュラルチーズは、本場のフランやイタリアに引けをとらないくらいおいしくなった」と太鼓判を押します。
国内の酪農家は、戦争の影響や温暖化の影響で飼料の値段が3年前の倍に高騰し、電気代も跳ね上がっています。農協に牛乳を供給するだけでは、生き残れません。そこで、アイスクリームやヨーグルトといった加工食品や、国産ナチュラルチーズを作る工房へ牛乳を供給したり、自分で工房を立ち上げるのです。
国産ワインが世界で通用するようになり、埼玉県秩父市のイチローズモルトのように、海外で受賞される国産ウイスキーも出てきました。実は、世界への輸出量では、日本酒をジャバニーズウイスキーが抜いたそうです。
ならば、チーズだって、日本人の食への追及を考えれば、世界で評価されるのも当たり前なのかもしれません。
チーズは、地域はもちろん、季節によっても味が全く異なります。工房にすみついた『蔵つき菌』のようなものが、独特の風味を生み出してくれるのです。なんだか、日本酒の蔵元にすみついた菌とかぶりますね。
日本には、「発酵食品」がたくさんあります。チーズも時間をかけて発酵されて完成します。個性あふれるチーズは食生活を豊かにしてくれますね。ほんの数年後には、漬物のように、日本人の食生活に身近な存在になるでしょう。
その前に・・・もう少しチーズの知識を高めることにします。