今日は、寺子屋園児は体操教室でしたが、ちびちゃんたちは屋上遊びです。どろんこ広場に向かって走ります。昨日どろんこ遊びの続きをやろうとしているようです。しかし、1歳女の子が、まるで底なし沼のような泥の中に、靴がはまって抜けなくなりました。見事に転んでまっ黒です。まだまだ、どろんこ遊びは終わっていないようです。(笑)
さて、「クラフトビール」に「クラフトコーラ」は、すでに世の中で認知された飲み物になっていますね。個性的な味がウリです。そんな中、今月、東京の吉祥寺に、「クラフトミルク」を提供する店がオープンしました。「武蔵野デーリー クラフトミルクスタンド」です。カップの牛乳を飲みながら、ゆったりと過ごす人であふれているそうです。
ちょっと、気になりますね。武蔵野デーリーは、100年続く牛乳卸店だったそうです。牛乳業界は決して安泰ではありません。まずは、子どもたちが牛乳を昔のように飲まなくなったことやコロナ禍で学校給食がなくなった時には、毎日搾乳される牛乳は、保存がきかないので廃棄されることもありました。今は戦争や円安の影響で、エサの価格も上がっています。
そこで、放牧牛乳のみを扱う、ミルクスタンドに大改装・・・とうわけです。放牧の牛乳と言えば、なかほら牧場の牛乳が有名です。私も、何度か飲んだことがありますが、放牧では牛のストレスもなく、のびのびと育った環境と牧草からの甘さを感じる味です。感動しました。
クラフトミルクスタンドは、週末の金土日のみ営業で、副店主が牧場を訪れて選んだ約150か所の牛乳から月替わりで販売します。生育方法や生産者の思い、味の特徴などを記したカードも配ります。「味の違いを伝え、牛乳を楽しむ文化を広げたい」と語ります。
牛乳への付加価値を求める動きは、これから広がっていくでしょうね。私も、「低温殺菌牛乳」を値段は少し高いですが、好んで飲みます。通常は120℃以上2秒で殺菌するところ、66℃33分と手間がかかりますが、甘さが違います。
兵庫県南あわじ市の「淡路島牛乳」では、21年から、モーツァルトの曲を朝から晩まで聞かせた牛から搾った「モーツァルト牛乳」を販売しています。リラックスした牛から搾った牛乳は、濃厚だけどすっきりとしてごくごく飲めるそうです。
また「A2ミルク」が今話題で、A2タイプの遺伝子を持つ乳牛から搾った牛乳で、おなかが痛くなりにくい牛乳だそうです。
私がサラリーマン時代に、秋葉原駅にミルクスタンドがあって(今もあるかな?)、仕事
の途中で、あんぱんを食べながら瓶ミルクをがぶがぶ飲むのが美味しかったですね。
牛乳からは、アイスクリームやヨーグルト、スイーツ、チーズなど多くの加工食品が作られますが、牛乳本来の味の違いを楽しむ時間は・・・幸せになれそうです。