わくわく教室

今日は、今年度1回目の「わくわく教室」を行いました。保育園ホワイトきゃんばすの食育はたくさんあります。まずは、子どもたちが、屋上ファームで野菜を収穫し、キュウリやトマトをその場で食べる経験・・・先日は、ヤングコーンをそのままバリバリ食べました。とれたてなら、たいがいの野菜が食べられます。

 

インゲン豆も鬼のように収穫していますが、お土産にすると、その日のうちに茹でて食べてしまいます。スーパーで買った野菜は好き嫌いが多いのに、自分で収穫した野菜は「おいしい!」と食べる姿を見ると、「いわく・いんねん・こじ・らいれき」のような、うんちくやストーリーがあれば、子どもは、野菜もどんどん食べることを保育園では、実感しています。昨日お土産にした、「黄金男爵」と言われる「キタアカリ」という品種のジャガイモも、子どもたちが自分で収穫したジャガイモです。ジャガバターにして、あっという間になくなったようです。

 

今年度で、4年目となる「わくわく教室」は、子どもたちが「自分で作ってみよう!」がねらいです。1回目は、お米からおにぎり。2回目は、小麦からパン作りです。今は、小学1年生になった男の子は、1年前の「わくわく教室」でおにぎりを自分で作ってから、屋上でのピクニックランチなど、お弁当の時は、毎回自分でおにぎりを作るようになりました。ママが作るよりも形が崩れていたり、握り方がゆるかったりしますが、「自分で作ったおにぎり」は、最高のお弁当なのです。

 

今日の年長園児11名は、初めての「わくわく教室」です。「何するんだろう?楽しみだね・・・」と昨日からワクワクドキドキです。わくわく教室の先生は、田んぼの写真が載っている本を手にして、「お米って、どうやってできるの?」から学びが始まります。そして、本物の稲穂を手にして、1粒ずつ、子どもたちは、玄米を取り出します。

 

お米を水で研ぐのも子どもたちが行います。最初のとぎ汁は、牛乳のように白いのに、だんだん薄くなっていきます。そして、耐熱ガラスの鍋で米を炊きます。これが、子どもたちのワクワクを引き出します。シャボン玉のように米から泡が吹き出して、米が踊っています。炊飯器では、決して見ることができない光景です。

 

興奮したまま、「おかか」と「しゃけ」のおにぎりを作ります。三角形や丸いおにぎりの他に、ハート形や俵のような形のおにぎりも完成しました。自分で作ったおにぎりをみんなで「いただきま~す!」

 

最高の食育となりました。もちろん、片付けや洗い物も自分たちで行います。最後に、今日の感想を子どもたちが全員がしっかりと言えました。素晴らしかったですね。おうちに帰って、きっとパパママにマシンガントークとなることでしょう。(笑)

 

自分で作ることの楽しみを感じた子どもたちです。