今日は週明けということもあり、屋上ファームでは「これでもか!」と言うくらい、たくさんの野菜が収穫できました。ざっと、きゅうり35本・インゲン豆タライ1杯・ミニトマト120個・・・そして、子どもたちが「白ナスだ!」と注目する、白ナス2本です。子どもたちのお土産になりますが、白ナスは、「トロナス」と言われるように、焼きナスにすると柔らかくて、とろけるようです。
そして、寺子屋では、8月に収穫するとうもろこしとインゲン豆の種まきをしました。先日ジャガイモを収穫した畑に種をまきます。今年の屋上ファームは、夏野菜でいっぱいです。
さて、日本はトイレ先進国として世界でも有名ですね。機能性を重視する欧米と比較して、機能性はもちろんのこと、快適さを求めるトイレにまで進化しています。「音姫」という擬音装置が登場した時は、私もビックリしました。意味なく鳴らしていました。(笑)
まさに、日本のトイレ文化は「世界一」だといえます。
そんな日本ですが、今年4月にオープンした東急歌舞伎町タワーでは、2階の公共トイレにオールジェンダートイレが導入されました。その目的は「身体的性と性自認が異なるトランジェンダーや、性自認が男女に当てはまらないノンバイナリーの人にも使いやすいようにした。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の理念でもある、誰一人取り残さないことに配慮し、新宿歌舞伎町の多様性を容認する街作りから導入した」そうです。
しかし、反発は予想以上だったようです。「意義は理解しても、『黒船』のごとく突然現れたように思え、受け入れられない」とう意見です。
一方、成功例もあるそうです。2020年に国際基督教大学では、1~3階の中央部にあるトイレをオールジェンダートイレに改装しました。設置一年後のアンケートでは、「大変満足・満足・普通」が、全体の90%だそうです。同大3年の女子学生は「意識せず、普通に使っています。プライバシーは守られているし、きれいで快適。最初はドキドキしたけど『なんだ、こんなものか』とう感覚です」と言います。
人生の1/3は睡眠時間とよく言われますが、私たちはだいたい1日5回はトイレに行きます。人生100年時代とすると、一生に18万2500回も排泄をする計算になります。凄い数字ですね。
実は、今では当たり前の男女別のトイレになったのは、1800年代後半だそうです。まだ150年くらいです。それまでは、男女共用です。今、またジャンダーフリーの考え方で、トイレに変化が起きているのです。今後、緩いスピードで、オールジェンダートイレが増えていくことだけは間違いありません。
あなたが、今度トイレに行くとき、そのトイレがオールジェンダートイレになるとしたら・・・考えてみませんか。