昨年6月の「ロッテ浦和工場」、今年2月の「グリコ北本工場」に続いて、お菓子の工場見学第3弾は、「明治坂戸工場」です。年長・年中園児19名を連れて行ってきました。埼玉県内に、保育園の子どもたちが見学できるお菓子工場がいくつかあります。
社会科見学では、防災センターや造幣局にも行きましたが、子どもたちの「わくわく感」が一番大きいのがお菓子工場のようです。保育園からマイクロバスに乗って、ざっと1時間・・・明治製菓坂戸工場に到着しました。子どもたちを「カールおじさん」が出迎えてくれました。
ご存じのように、東日本でのカールは、この坂戸工場で製造していましたが、今は西日本のみでの販売となっています。それでも、明治の象徴は「カールおじさん」ですね。まずは、記念撮影です。
坂戸工場は、ざっと、東京ドーム2個分の広い工場です。そこで900人の従業員が働いています。ラインで作業をしながら、子どもたちに笑顔で手を振ってくれました。好感度アップです。(笑)
明治の板チョコ(ミルク・ブラック・ハイミルク)・チョコレート効果・ブッカチョコレート・アポロ・ツインクル・果汁グミ・リッチチョコサンドを坂戸工場では生産しています。「アポロ」は、全国でも坂戸工場のみでの生産です。アポロの見学ラインは、まるで宇宙船で月に向かっているような演出でした。
アポロ11号が月面着陸した、1969年に、この「アポロ」が発売されたそうです。もう54年も続くロングセラー商品です。あの三角すいの形で子どもの頃から親しんできた商品ですね。最初にイチゴチョコを充填し、冷やしてからミルクチョコレートを流します。17メートルの冷蔵ラインを温度を変えて流れてきます。トレーを逆さにして、ハンマーでたたいで、アポロが出てきます。途中、機械による金属チェックと、目視チェックで、不良品が出ないようにしていました。
板チョコのラインは、シンプルですが、カカオ豆からチョコレートになるまでの勉強ができました。砂糖が一番多く使われているのが「ブラック」だそうです。ミルクを使わないので、ミルクやハイミルクよりも砂糖が多いそうです。
卵型の空洞チョコの中に、金平糖やミニチョコなどが入った「ツインクル」は、おまけのシールが人気のお菓子です。工場の従業員が、全員ヘッドホンをつけています。これは、工場内は機械の騒音があるので、健康面を考慮しての対応だそうです。音楽を聴いているわけではありません。
とかく、親にとっては、「お菓子」は敵になる食べ物ですが、こうして、工場見学を通じて「学び」があると、買い物をする時の子どもたちの着眼点が変わってきますね。
バスの中でのおしゃべりも、ママが作ってくれたお弁当タイムも合わせて、今日は、素敵な一日となりました。年長園児とちびちゃんたち・・・お留守番ありがとう!