「じぇじぇじぇ」再び・・・

昨日の寺子屋で、クワガタの観察をしました。親子遠足で行った、北本自然観察公園の自然観察指導員は、「そろそろカブトムシが顔を出すかも?」と言っていましたが、まだ、採集できたのは「コクワガタ」だけです。

 

それでも、子どもたちは、クワガタなのに「カブトムシだ!」なんて間違えながら、今シーズン初のクワガタに大興奮です。最初は怖がる園児も、だんだん慣れてきて、ほとんどの子が手のひらに乗せることが出来ました。おうちでは、どや顔で自慢していたそうです。今日も朝からクワガタ観察です。6歳女の子が、大人のようにクワガタを持って、他の園児に見せていました。カブトムシの反応が楽しみですね。

 

さて、知っていましたか?2013年に放送されたNKK連続テレビ小説「あまちゃん」が、再放送されています。東京になじめない女子高生の天野アキが、母(小泉今日子)の故郷太平洋に面した岩手県久慈市をモデルにした架空の町「北三陸市」を訪れます。そこで、祖母夏(宮本信子)に憧れ、海女(あま)を目指し、やがてご当地アイドルになり、東日本大震災からの復興に奮闘する物語です。

 

驚いた時に使う方言「じぇじぇじぇ」が流行語になり、ロケ地巡りの「聖地巡礼」が始まり、放送終了後には「あまロス」なる言葉まで生まれるなど、社会現象を巻き起こしました。私も再放送を見ていますが、話の展開がわかっているのに、ドキドキしながらアキを見守っています。(笑)

 

あまちゃんからもらうのは、やっぱり「元気」ですね。頑張れば報われる。明日に向かって進もうというのが、この物語のテーマです。アキは、悩んだり壁にぶつかったりしますが、常に前を向いて乗り越えていく。その姿が、今の時代を生きる私たちに元気を与えてくれます。

 

ドラマでは、「北三陸鉄道」という名の、三陸鉄道では、あまちゃんをイメージしたラッピング列車が登場しました。三陸鉄道を応援するあまちゃんファンが、クラウドファンディングで全国から資金を募り、目標額を上回る791万円を集め実現したそうです。

 

コロナ禍と燃料費高騰で、赤字経営を続ける三陸鉄道は、「じぇじぇじぇ」再び・・・で、また元気になるのでしょう。今年のゴールデンウイークの収入は、前年121%となったそうです。

 

再放送では、まもなく3・11を迎えます。東日本大震災から2年後にできたこのドラマですが、「東北がんばれ!」の象徴として、再放送を通じて「あの日を忘れてはいけない!」というメッセージにもなっているような気がします。

 

もちろん、最終回まで見続けますよ。