大人も「考え続ける人」に

保育園ホワイトきゃんばすのあるショッピングセンターの園芸コーナーで、食虫植物で一番有名な「ハエトリソウ」を販売しています。それを見つけた5歳女の子が、植物なのに虫を食べて生きていることに、「なぜなんだろう?・・・どうしてなんだろう?」と、興味の輪が広がったようです。子どもたちが興味を持つネタは、ありとあらゆるところにありますね。私たち大人は、その情報を敏感にキャッチして、子どもの成長につなげたいものです。

 

今日は、そんな大人の私たちも「考え続けないと・・・」という話です。

 

今、どの業界でも、「アフターコロナ」をどうやって作り上げていくか?が求められます。ゴールデンウイークが明けて、 コロナの感染症法上の位置付けがかわりました。そうなると、 私もそうですが、「コロナ前の状況に戻していく」を優先させることに注力してしまいます。「この3年間・・・我慢の連続だったから、早く、元通りにしたいね」というマインドになってしまいますね。

 

でも、考えてみれば、コロナがあろうがなかろうが、毎年、自分の仕事は進化させなくてはいけません。コロナ前のやり方に戻すということは、3年間でまったく成長していないことと同じです。

 

ここで、強く断言しないといけませんね。「コロナ禍前と同じように戻してはいけない!」と。

 

フェイスツーフェイスが大事だとは分かったものの、コロナ前と同じ出張や会議の頻度のままでいいの?一部をリモートにして、その予算を〇〇に使った方がいいんじゃないの?

リモートワークで、子どもと過ごす時間が増えたのに、また、同じ頻度で会社に出勤するサラリーマンに戻るのがいいの?ここは、家族や子ども中心の生き方に変えるチャンスじゃないの?

 

人間は、特に変化がない環境では、前年踏襲型になってしまい、新しいことにトライすることが面倒になってしまうやっかいな生き物です。危機が訪れたり、大きな環境の変化が発生することで、考えるきっかけが生まれるものです。

 

今後、私たちが生きていく「アフターコロナ」の時代・・・自分の生活や仕事を大きく見直すチャンスです。考えるチャンスですね。理想は、死ぬまで「考え続ける人」でありたいけど、せめて、今・・・「コロナ禍前とは決して同じに戻らない」と決心してみませんか。