雨となったにもかかわらず・・・「楽しかった!」の声が、子どもたちや保護者の方々から何度も言っていただいた保育参観となりました。
メインは、屋上でのレクリエーションです。「こびとを見つけよう!ゲーム」は、先生たちが紙粘土で、16人のこびとを作りました。これが、なかなか完成度が高くて、「こびとと話ができる〇〇先生が、今日は16人のこびとを呼んできました。屋上に隠れているので、みんなで見つけよう!」で、ゲームスタートです。子どもたちだけでなく、大人も夢中です。みんなで見つけた『カクレモモジリ』『リトルハナガシラ』『タカラコガネ』『イエミズマワリ』など、16人のこびとが並ぶと、なかなか壮観です。世間一般では、今から15年ほど前のブームですが、保育園ホワイトきゃんばすでは、今が最高のこびとブームになっているのです。「雨でもやりたかった」ゲームでした。
こびと探しの余韻が残っている中で、「マルベリーを食べよう!」「玉ねぎの収穫」を行いました。身軽なパパが、脚立に乗って、高い場所の実を取ってくれたり、卒園児の小学生が木登りして、たくさんの「桑の実」をゲットしました。保護者の皆様も初めて食べる味です。子どもと一緒に、手を赤く染めていました。(笑)
玉ねぎは、パパママと一緒に引っこ抜きます。自分の顔ぐらいある大きな玉ねぎをゲットした5歳女の子は、どや顔で玉ねぎを顔の横に持っていきました。雨の屋上でしたが、全く雨が気にならないほど、楽しい屋上タイムを過ごしたのです。
保育園では、今年度が始まって1か月半です。新人ママにとっては、まだ知らないことも多いので、自己紹介をします。子どもの特徴が一言あって、笑いありの時間となりました。そして、ママへのプレゼントです。色紙の真ん中に、ママとのツーショット写真があって、そのまわりを子どもたちが素敵な装飾をしました。ママと子どもたちの笑顔がいっぱいになりました。
今回は、屋上で子どもたちが見ている「野草」や「野菜」の話をしました。「シロツメクサ」「ムスカリ」「カラスノエンドウ」「チガヤ」「黄しょうぶ」「ハハコグサ」「ホトケノザ」などの野草と、現在ファームで育てている野菜の映像を子どもたちと一緒に当てます。そして、ホワイトきゃんばすの大きな特徴である「異年齢保育」で行われている「学び」の姿を『学びのピラミッド』という考えで、園長が解説します。また、「ほったらかしと過保護と見守りの違い」の話をしながら、子育てに奮闘するパパママにエールを送ります。
ということで、2時間の保育参観でしたが、充実した保護者の皆様との時間が共有できたと思っています。雨の中、本当にありがとうございました。今夜は、ママパパと子どもたちで、こびとの話で盛り上がることでしょう。(笑)