明日の保育参観で、マルベリー(桑の実)を食べたいという保護者が多いです。残念ながら、雨の予報ですが、屋上での活動を計画しています。もちろん、マルベリーも食べてもらいます。(笑)
さて、ある先生が、職員室でそわそわしていました。校長先生が尋ねると、クラスの子どもたちから「しばらく職員室で待っていてほしい」と言われたとのこと・・・どうやら、先生を驚かすイベントを企画しているようでした。
案の定、先生の誕生日を祝う会をクラスの子どもたちが自分たちで企画・立案し、会場づくりやプレゼント準備、司会進行などを自主的に活動していたのです。クラスの子どもたちは「担任の先生をぜひとも喜ばせたい!」という素直な気持ちです。
これは、子どもたちと担任の望ましい人間関係が構築されていたことと、互いを尊重し、良さを認められる態度がクラスの中に形成されていたのでしょう。もちろん、先生は喜びの涙でいっぱいになったのです。子どもたちが手作りしてくれたプレゼントは、その先生にとって宝物ですね。
こんな話を聞くと、思い出すのが、ホワイトきゃんばすの卒園児の女の子のエピソードです。現在中学1年生になりましたが、彼女が小学校3年生の時に、担任の誕生日にサプライズ企画を計画しました。
まずは、決して先生にばらさない口が堅い子数人に、この企画を提案します。すると、全員賛成となりました。クラスにピアノコンクールで優勝経験のある男子がいるので、彼がピアノを弾いて、クラス全員で♪ハッピーバースデー♬を歌います。教室の装飾も手分けをして完成させ、クラス全員のメッセージ色紙をプレゼントしたのです。もちろん、先生は号泣です。
私は、この話を聞いたときに、小学校3年生でこんなことが出来る卒園児を誇りに思ったものです。小3にして、クラスのメンバーの長所や特技を見抜いて、それを1つにする調整能力には、アッパレでした。
コロナも終息してきたので、こうした「子どもたちが自分で考えたサプライズ企画」がどんどん増えていくと嬉しいですね。