世界の名スピーチ②

永谷園の永谷会長が、2代目「ぶらぶら社員」を任命したそうです。ぶらぶら社員って?と思いますよね。使命は、新商品開発に結びつくような情報をどんどん会長に入れることだそうです。そのための交通費・経費は全て会社持ちで特別報告もありません。メール、写真、メモ、サンプルなどどんな形でも情報を持ってくること・・・だそうです。ちなみに、初代ぶらぶら社員は、ロングセラー「麻婆春雨」を生んだそうです。2代目の64歳のおっさん(失礼)が、どんな商品のアイデアをもたらすか・・・注目です。

 

さて、今日は、ロッキー・バルボアです。シルベスター・スタローンが、世界に注目されたシリーズですね。今回は「エイドリアン!」の第一作ではなくて、第6作「ロッキー・ザ・ファイナル」で、老ボクサー、ロッキー・バルボアの復活にあたり、疎遠だった息子ロバートが父のもとを訪れます。「恥さらしはやめてくれ。父さんのせいで、みんなからバカにされるのはゴメンなんだ」と抗議したことに対し、ロッキーが息子を抱きしめて言った言葉です。

 

迷わず前に進め。パンチを恐れるな。 ロッキー・バルボア

 

わかっていると思うが、世間はバラ色じゃない。下劣で浅ましい場所だ。おまえがどれだけタフかは知ったことではない。おまえは現実に打ちのめされ、何もしなければ永遠に打ちのめされたままだ。おまえも俺も、この世の誰も、人生の現実が繰り出すパンチにはかなわない。

 

しかし肝心なのは、おまえがどれだけ強いパンチを打てるかではない。どれだけ強いパンチを食らっても、前進を続けられるかどうかだ。どれだけ我慢して、前進を続けられるかだ。その先に勝利がある。

 

いいか、自分の価値を信じるなら、迷わず前に進め。だが決してパンチを恐れるな。他人を指さし、自分の弱さをそいつらのせいにするな。それは卑怯者のやることだ。おまえは違う。

 

この先、何があろうと、俺はおまえを愛し続ける。おまえは俺の息子だ。俺の血が流れている。人生のかけがいのない宝物だ。だけど、お前は自分自身を信じなければ、人生はつかめない。