今日は、教室内に土俵を作って、相撲大会をしました。相撲大好きの男女が集まります。3月まで絶対王者だった男の子が小学生になったので、新たな5歳男の子のチャンピオンが誕生しました。彼を目標に、他の園児も頑張っています。
さて、保育園の朝の会では、春の新曲を子どもたちが歌っています。「めだかの学校」「春がきた」が大きな声で響いています。「♬~春よ来い 早く来い あるきはじめた みいちゃんが 赤い鼻緒の じょじょはいて おんもに出たいと待っている~♪」をご存じですか、「春よ来い」の歌詞ですね。これは、豪雪地帯で知られる、新潟県の糸魚川市出身の作者が、娘の様子を見て作詞したそうです。
4月に入ると、屋上は、まさに「春満開」です。カメたちが元気にエサを食べ、クマバチがヘリコプターのように飛んでいます。モンシロチョウが舞い、えんどう豆も小さな花を咲かせ、ジャガイモの芽も出てきました。保育園の子どもたちは、「おんも」に出て、五感をフルに働かせて、元気に遊んでいます。
「三つ子の魂百まで」という言葉は、3歳ごろまでに人格や性格は形成され、100歳までそれは変わらない。というような意味で使われます。双子とか三つ子ではありません。これは、乳幼児期に人格形成の基本が出来上がるということで、科学的にも証明されているそうです。子どもの脳は、6歳で大人の90%の大きさになります。体は、小さいですが、「脳」は立派な大人なのです。
保育園の屋上には、生き物だけでなく、草花がたくさん咲いています。畑の野菜もグングン育っています。子どもたちの「好奇心」や「探求心」は、刺激を受けてどんどん育っていきます。まさに、子どもたちにとっては、この経験が「三つ子の魂百まで」となって、人格形成に影響するのでしょう。
「春」を感じて、夢中で遊ぶ子どもたちを見ているだけで、私たち大人も元気になるのです。(笑)