卒園式が終わってからの「お別れピクニック」は、初めてですが、卒園児6名が最後に楽しみにしていた行事が、本日、無事にできました。
保育園から歩いて20分くらいの「三橋総合公園」が、ピクニックの舞台です。公園までの道中も、子どもたちは、「つくし」を発見します。「これ、何だ?」になかなか名前が出てきませんが、男の子が思い出しました。公園に到着すると、まずは、ピンク色の江戸寒桜が、出迎えてくれました。そして、すぐに満開のソメイヨシノを愛でます。
花もいいのですが、クスノキの大木が何本かあり、その葉を一枚手でもんでみます。「何か、臭いにおいがする~」と、子どもたち。江戸時代には、このクスノキの葉が、防虫剤として活躍していたのです。
公園の端にある「沼」に向かいます。一人1本「魚アミ」を持参したので、子どもたちの採集が始まります。エビ・ザリガニ・ヤゴ・アメンボ・タニシとよくわからない虫が、バケツの中にたまっていきます。子どもたちは、集中して、水辺の生き物と格闘していました。
そして、お弁当タイム・・・桜と菜の花を同時に愛でながら、大満足のお弁当です。「少し足りなかったなぁ~」と全員完食です。土手をくるくると転がる遊びに、夢中になってしまった子どもたちです。花見の散歩に来ていた人たちが、「面白そうだね~」と、子どもたちの激しい転がりっぷりに、集まってきました。大人もやってみたくなるような、楽しい遊びです。
最後は、アスレチックのある広場で遊びます。春休みに入った小学生の姿もチラホラ見ることができました。ホワイトきゃんばすの園児は、すぐに、小学生だろうと話しかける癖があり、異年齢保育で学んだコミュニケーション能力は抜群なのです。
卒園児の、最後の行事は、笑顔いっぱいの楽しい時間となりました。子どもたちの手には、クスノキの臭いが残っていますが・・・(笑)