小学校と警察の連携

昨日は保育園が終わった後に、見たいものがあったのでリサイクルショップに寄りました。目的のものがなかったので、CDコーナーを覗いてみると、ニューミュージックと言われるジャンルで歌手がくくられていて、衝動買いをしてしまった次第です。(笑)

中島みゆき・安全地帯・ハウンドドッグ・甲斐バンド・松山千春・河島英五・爆風スランプのCDです。昭和世代ど真中です。でも、令和になっても活躍されているアーティストもこの中にはいますね。

 

そして、今、このブログは、中島みゆきを聴きながら書いています。彼女の魅力は、曲はあたりまえですが、歌手の姿とおしゃべりのギャップが凄いことです。かつてのラジオ番組「オールナイトニッポン」での中島みゆきさんは、「こんなハチャメチャな明るいキャラクターなの?」とびっくりするくらいのギャップです。(笑)

 

さて、保育園のあるショッピングセンターでは、時々巡回も含めて警察官が立ち寄ります。万引きなどの事件があれば、警備室で防犯カメラを怖い目つきでチェックしています。保育園でも、かつて開園当初、屋上の自転車が盗まれる事件が発生し、防犯カメラの映像から、警察の協力で犯人逮捕につながりました。でも、警察官の姿を見ると、「何があったの?」と、少し身構えてしまいますね。

 

それが、学校に警察官が来るとなると、保護者からは「学校は、自分たちで手に負えないから、警察沙汰にして指導を手放した」と言われるし、逆に「警察沙汰にしたくないから

隠ぺいした」とも言われます。

 

4月の「子ども家庭庁」の発足を前に、文科省は、いじめ問題など、学校はさらに警察と連携するように通知を出しました。相談・通報すべき事例として具体的に19場面を例示し、それぞれ刑法などに基づき、どのような罪に当たる可能性があるか示しています。例えば「本人の裸などが写った写真や動画をインターネット上で拡散すると脅す」という具体的な内容になっています。

 

昭和の時代は、中学高校での校内暴力での警察沙汰が多かったですが、時代は変わり、暴力行為の発生率は、小学校が中学高校を上回るようになってきています。今回の文科省の通知は、特に小学校でどのように対応するかが、ポイントのようです。

 

ある自治体の教育委員会は、有効な指導の一つは、警察官による加害者への説諭だそうです。警察官は、私服姿で学校を訪ね、児童・生徒と向き合います。教職員とは違った観点、加害行為について考えさせる指導が期待できる。警察は、後の凶悪犯罪に至る「芽」を摘んでおこうという意識が働くといいます。警察沙汰にするという言い方ではなくて、警察と連携するという感じです。

 

どうですか、学校に警察がかかわっていくことのイメージができましたか。学校や子どもたちにかかわる大人は、多い方がいいに決まっていますが、そこに警察も、警察ができる連携で入ってくる時代になるのです。