最高の誕生プレゼント

今日は、息子からパパへの最高の誕生プレゼントがありました。

 

ここ数年、保育園ホワイトきゃんばすでは、寺子屋園児全員が年度中に、自転車に乗れるようになってますが、今年度は、寺子屋25名のうち、まだ3名の年少園児が自転車に乗れません。他の園児の影響もあまり受けずに、「乗りたくない」と言うので、無理に練習をさせませんでした。

 

ところが、本日3歳男の子が、一発で運転免許証交付となったのです。数か月前に、ストライダーも補助付き自転車もそれなりのスピードで走れるようになったので、自転車にトライさせたのですが、転んでしまい心が折れてしまったのです。でも、今日は、マイヘルメットを持参して、もう一度挑戦したのです。見事に、基準の30メートルをクリアできました。

 

本日、お迎えに来たパパが、大喜びです。「もう一度聞いてもいいですか?補助付き自転車ではないですよね?」もちろん、補助なしです。「おうちでは、先日、誕生日前におじいちゃんおばあちゃんから、自転車にもなるストライダーをプレゼントしてもらったのですが、まだ自転車の練習はやったことがありません」とのことです。そして、園長もビックリですが、今日がパパの誕生日だったそうです。パパの誕生日に「自転車乗れた!」の最高のプレゼントになったのです。パパのうれしそうな笑顔が、ずっと続いていました。パパにとっては、忘れられないバースデーになったことでしょう。

 

こうなると、あと1か月・・・3月末までに、残り2名の年少園児が自転車の乗れるようになれば、ホワイトきゃんばすの輝かしい伝統は継続されます。こうしてブログに書けば、保護者にプレッシャーをかけてしまうので、二人のやる気を無理のないように引き出していこうと思っています。

 

1人は、補助付き自転車に乗っています。しかし、スピード不足ですので、このまま自転車に移行すれば転倒してしまいます。まずは、速く足を回転させる練習を頑張ってみます。もう一人は、かたくなに「自転車乗らない!」という男の子です。しかし、今日自転車に乗れた男の子とは、大の仲良しです。影響を受けたようで、「〇〇君。いきなり自転車の練習だと転んじゃうから、まずは明日、ストライダーからやってみないかい?」と言ってみると、「うん」と頷きました。

 

保育園の子どもたちは、他の園児の影響を受けて成長します。自転車に乗れる、乗れないは結果論でしかないですが、「がんばる」という大切なプロセスを味わえるよう・・・明日から二人の挑戦が始まるのです。