今の季節は、まさに三寒四温で、寒い日と温かい日が定期的にやってきますね。今日は、ポカポカの屋上遊びです。屋上のめだかの学校では、メダカが春だと思って、元気に泳いでいました。
さて、保育園ホワイトきゃんばすと同じフロアにある学習塾は、連日職員の目つきが血走っています。塾生たちの受験結果で、一喜一憂といったところでしょう。長い人生において、受験を経験することは何度かあるのでしょうが、高校・大学受験は、多くの人が経験します。少し大げさな言い回しですが、10代最後にしか出せない力で未来を切り開くのです。
みなさんは、自分の10代の受験はどうでしたか。今さら、後悔しても仕方ないですが、過去の自分にアドバイスできるならば、中学・高校時代の自分に一言「あんた。とにかくちゃんと勉強しなさい!」という人が一番多いでしょうね。私もです。(笑)
「家庭教師や塾の月謝、教材、高校大学受験にかかる諸々の費用、結構な額になっているぞ!そのお金は、親が当たり前のように払っているんだぞ!それなのに、さぼることばかり考えやがって・・・お金については、親の仕事だから負い目に感じることはないけど、親は、我が子の将来が決まってしまうとばかりに心配してるんだぞ。これほど誰かが応援してくれる時期も滅多にない。いや、これ以降一度もないかもしれない」
私も含め、多くの人は大人になってから、このことに気がつくのです。では、そんな受験勉強の意味は何だったかを考えてみます。
難しいですね。答えは人によって違うかもしれませんが、間違いないことが「自己管理能力の育成」ではないでしょうか。受験という一定期間、わき目も振らずに、自分を集中させられるか。でも、この能力は、社会に出てからも、求められる力ですね。
ということで、私は受験勉強を否定することなど決してありません。さぁ~10代最後の受験生・・・自己管理能力の集大成を見せておくれ!