まだまだ節分の余韻が残っているようで、保育園にある鬼の面をかぶる子どもたちです。昨日屋上で、たくさんの豆まきをしたのですが、今日は、ほとんど豆がなくなっています。そして、ハトの糞が、いくつか見つかりました。豆は、ハトの大好物ですね。
さて、昨日は保幼小協議会で、西区内の小学校に行ってきました。打ち合わせをした教室は、放課後子ども教室で使用する教室だったようで、ボランティア先生の当番表が貼ってありました。
コロナ禍で長い間お休みしていた、放課後子ども教室が再開しているようです。放課後子ども教室とは、小中学校の空き部屋を利用して、放課後に地域住民の参加で子どもたちに課外活動の場を提供する内容です。
ちょうど、私がPTA会長をしていたころ、文科省が全国で推進事業としてスタートさせました。モデル校となったので、学校に配属されている「地域コーディネーター」を中心に、PTAと青少年育成会が連携してスタートさせました。勉強だけでなく、モノ作りなど、様々な活動を行いました。この活動は、学校が主体で行うのではなく、あくまでも地域の住民がボランティアとして、子どもたちを支える活動です。
私の子どもたちが通っていた中学校では、土曜日に学習支援という形で、「土曜日寺子屋」(通称ドテラ)として、地域の大人が、勉強をフォローしていました。これも、学校は場所を貸すだけで、主体は地域のボランティアです。
放課後子ども教室は、ずいぶんと進化して、「ロボコン教室」として、地域のロボットクラブがフォローする活動があったり、地元の公園での自然観察会やそろばん、フラダンス、漫才など、様々な活動が全国で行われているようです。
まさに、学校は、先生と子どもと保護者との連携だけでなく、地域住民が支える姿に変わってきているのです。民間企業を定年退職して、専門的な知識を持って子どもたちをフォローするシニアも多いようです。健康的でボケない老後ですね。(笑)
こうして、子どもたちにとっては、学校の授業でもない、学童でもない、塾でもない、新たな居場所としても機能しているのです。明日を担う子どもたちには、こうして多くのサポーターが見守っているようですね。