今日も寒い!でも、子どもたちは屋上遊びが大好きです。サッカーにBMXのコースを作って、ストライダーで何度も挑戦する園児たち。園長も小3男子と遠投キャッチボールで体を動かしました。
さて、今日は「そろばん」の話です。ホワイトきゃんばすがある3Fフロアには、そろばん教室がありますが、人気で、定員いっぱいになる時間帯が多いようです。私もそろばん経験者ですが、習っていたのは小学生の時でした。
そんな「そろばん」が、今大人の間で注目されています。仕事に役立つとして学び直す大人も多いようです。スマホを開ければ電卓機能がある時代に、そろばんがなぜ?ですね。
「願いましては、671円なり、940円なり、引いては・・・」2年前にそろばん塾に入室した大手メーカー勤務の50代女性は「予算などの議論中、話を聞きながら暗算で計算できるようになった。レジュメの数字違いはいち早く気がつきます」と言います。
この教室では「仕事に役立てたい」などと大人の受講生が増加。2016年には大人専用クラスを設けたそうです。また、2020年7月にサービスを開始したオンラインそろばん教室「おおぞらパス」では、大人の受講生が4割を占めるそうです。講師は「数字の扱いに強くなり、ビジネスの現場で信頼を得たいという人が多い」と話します。世界には、多くの言語が飛び交いますが、数字は世界共通語ですね。
そろばんは、脳科学的にも効果があり、筆算での計算は、数字を扱う左脳を主に使いますが、そろばん式暗算は玉を思い浮かべるので右脳も同時に使います。イメージは文字より多くの情報を持ち、記憶もしやすいため、複雑な計算を素早くできるようになります。また、情報を一時的に保存して処理するワーキングメモリーの訓練になります。子どもは、脳の機能を伸ばし、大人は維持するために役立つのです。
近年は、暗算力や右脳開発などをうたったそろばん塾が成長しているようです。
前にもこのブログで紹介したような気がしますが、私が、就職活動で本命の洋菓子会社に合格できたのは、「そろばん1級」のおかげです。
「そろばん1級とのことですが、何かいいことはありますか?」と社長の質問に対して、「スーパーで買い物をする時、レジを打つ前にすでにかごの中の合計金額がわかっています。金額を多く間違えた時は言いますが、少なく間違えた時には黙っています」と答え、面接官全員の笑いを取ったことが、たぶん合格要因だと思っています。当時は、レジの計算は手打ちで、バーコードではなかったのです。(笑)
大人のあなた・・・そろばん・・・いかがですか。