今日の寺子屋は、「サンタクロース」を学びます。「サンタクロースはどこにいるの?」では、地球儀のフィンランドを探します。日本からは、ずいぶん離れている寒い国です。オーロラも見ることができます。子どもたちは、オーロラを知ってました。(凄い!)
サンタクロースにリクエストの手紙を園長先生が出すことを話し、一人一人のリクエストを聞いてみます。「もう、バイクもらっちゃった」という5歳男の子もいました。(笑)
さて、現在公認のサンタクロースは世界で180人ほどいるそうです。日本人のサンタクロースも1人だけいます。北海道在住のミュージシャン、パラダイス山元さんです。実は、サンタクロースにはそう簡単にはなれません。
①既婚者であること(資格は1年ごとの更新で、離婚をすると資格ははく奪されます)
②子どもがいること
③これまで、サンタクロースとしての活動経験があること
(サンタクロースの格好でクリスマスイベントに出たことがあるか?)
④サンタクロースの衣装や装備込みで、体重が120キロ以上であること
⑤男性であること
これが、書類審査といったところです。体重120キロはさすがに厳しいですね。
これに、実技などの項目があります。
①体力測定(プレゼントの入った袋を担いで50メートル走の後、煙突をもぐり暖炉から這い出て、暖炉の上にあるクッキー6枚と牛乳568mlを完食した後、スタート時点に戻る)
②長老サンタと先輩サンタの面接(英語かデンマーク語で自己紹介する)
③身だしなみや装備品のチェック(受験者の出身地の伝統や風習にあった衣装を自作)
④宣誓文を読み上げる(サンタクロース独特の話し方とされる「ホー」だけで読む)
どうですか・・・なかなか難関ですね。毎年2人ぐらいしか合格できないようです。パラダイス山元さんは、大したものですね。
サンタクロースには、協会から報酬などはありません。すべて自腹です。サンタクロースになるという大きな夢をかなえれば、お金はいらないのですね。
みなさんも、サンタクロースにチャレンジしよう!なんて言いませんよ。クリスマスのうんちく話にしてくださいね。