長野市の公園で、「子どもの声がうるさい」などと、一軒の近隣住民から苦情が続いていて、行政は利用者がほぼいなくなったとして、今年度末までで廃止すると発表しました。このニュースは、テレビなどで大きく取り上げられています。
2004年4月に開設され、近くの保育園や小学校、児童センターの子どもらが利用していました。これに対し、公園近くの1軒の住民から「40~50人の子どもが一斉に遊んでいて、うるさい」「ボールが庭に飛び込む」などの苦情が寄せられます。住民は、昨年3月、児童センターに「子どもは5人程度に。声を出さずに遊ばせてほしい」と要望します。児童センターは、児童を公園で遊ばせることが事実上できなくなり、利用者はほぼいなくなったのです。
住民は「大勢の子どもが毎日騒ぎ、家で仕事をする上でも支障があった。すぐ近くに住む私たちの立場もしってほしい」と新聞社の取材で話します。
子どもの遊び声が騒音か!?という議論は、答えが出ませんね。ホワイトきゃんばすでも、ハロウィーンパレードでは、時々「子どもの声がうるさい」と、買い物中のお客様からクレームが入ります。事情を説明して理解を得るようお願いしますが話は平行線です。
今回の長野市のことで言えば、地域で子どもを育てる環境があれば、もっと地域に食い込んだコミュニケーションがとれていれば、違った結果になったかもしれません。苦情を言われた住民の方に「盆栽教室」など、子どもとの交流が図れるような歩み寄りがあれば、きっとこのようなことにはならなかったと思います。でも、それが難しいのです。
さて、いよいよ、明日がクリスマス発表会となりました。連絡ノートには、保護者の期待と不安と楽しみにしている旨のコメントがビッシリです。
朝の会では、「どんぐりころころ」と「そらいろのたね」の読み聞かせをしました。もちろんセリフの場面では、子どもたちが声を出します。素敵な読み聞かせの時間となりました。インタビューでは、「明日の意気込みを聞かせてください!」に、「ワクワクどきどきしてる・・・」「がんばります!」と頼もしい言葉です。
昨日のリハーサルで、急きょ、うた「にじ」の途中に、歌うだけでなく、虹に向かって指をさすパフォーマンスを追加することにしました。昨日の夕方と、朝の練習で、子どもたちは、早くもマスターしました。さすがです。
今年は、例年よりも1週間早いクリスマス発表会となり、子どもたちは、集中して練習に取り組んできました。「練習は嘘をつかない!」を子どもたちに見せてもらいます。