今日は土曜日なので、卒園児から小学校の情報が入ってきます。今年度の運動会は、中止のところはありませんが、まだ、全学年が全員で同じ青空の下で・・・というわけにはいかなかったようです。
コロナ禍で気付いたことはたくさんありますが、あらためて、当たり前のことですが、子どもたちは人とのつながりの中で成長するということです。学校でのリモート授業が選択できるようになると、「学校に行かなくても授業受けられるからいいじゃん!」なんて声が上がりました。そんな時に、卒園児の小学生が、「学校は、勉強をするだけの場所じゃないんだよ。友だちと会って、話をすることが大事なんだよ。給食だって、リモートじゃ食べられないよ~」と熱く語ったのです。まさに、その通りです。子どもの方が、よくわかっていますね。
不登校で、なかなか学校に行けない子にとっては、リモートで授業に参加できることはメリットで、様々な学び方がコロナ禍で広がりましたが、「友だちと一緒」から、非認知能力など、勉強や学習以外で成長することが大きいのです。
運動会の話に戻ると、小学校6年生の紅白対抗リレーや、組体操の競技を目の当たりにした下級生は、上級生の姿に憧れを抱いて、自分もあんな風にカッコよくなりたいと思うのです。
今日のお昼寝タイムに、遊びに行った小学校の裏庭には、井戸があって小川も流れています。ここで、理科の時間などに、植物や昆虫観察をするそうです。友だち同士で学び合う環境ですね。
コロナの感染状況は、なかなか収まりませんが、世の中の動きは、少しずつ2019年以前に戻りつつあります。子どもたちの学びも、コロナ禍を経験したからこそ、「友だちと一緒」という状況を意識して、私たち大人は見守っていきたいですね。
保育園では、来年4月に3歳児・年少園児になる女の子は、早く寺子屋さんになりたくて、おうちでも「寺子屋さんになったら○〇するんだ!」と毎日話しているそうです。まさに、園児同士のかかわりが、成長を促しています。