ランドセル 新時代?

クリスマス発表会の練習が続いています。劇は「おむすびころりん」「そらいろのたね」を練習しているのですが、今年は、年中・年少園児が演じる「おむすびころりん」の方が、完成度が高くなっています。年長園児はもっと頑張れ!といったところですが、練習を積み重ねて、本番までには仕上げてくれるでしょう。

 

さて、「モンベル」をご存じですか。アウトドア用品の製造・販売をする会社です。5歳男の子のパパが登山家で、男の子の洋服の多くが「モンベル」のシャツです。私も愛用しています。たぶん、多くの人が、スイスかどこかの外国の会社と思っているかもしれませんが、1975年に大阪で創業した「メイドインジャパン」です。

 

そのモンベル社は、12月に小学生向けの通学用バック・・・つまりランドセル、「わんパック」を一般販売します。軽量で水に強い素材などが使われています。タブレット端末を含めすべての教材が収納できるのが特徴で、定価は1万4850円です。通常のランドセルの平均相場が5万円を超えているので、保護者の経済的負担も少なくなります。

 

モンベルは、アウトドアを基軸とした「7つのミッション」をうたっています。その中の一つに、「子どもたちの生きる力を育む」があります。平成29年に富山県立山町とタッグを組んで、この町の小学生が使用することを想定して「わんパック」を開発したそうです。立山町では、来春の新入生に無償配布されます。

 

保育園ホワイトきゃんばすの年長園児は、全員自分のランドセルは購入済みです。昨今のランドセルにピークは夏休みのお盆で、ゴールデンウイークには商戦がスタートしますので、実質「わんパック」のランドセルは、2024年度が勝負どころですね。

 

ランドセルが重い・・・とずっと言われ続け、布製の軽量バックを使用する小学生も増えてきましたが、やはり、従来型のランドセル需要が強いのが実態ですね。今回「モンベルブランド」が、どこまで支持されるか・・・注目です。

 

かつては、赤と黒ぐらいしかなかったランドセルの色が、多様化しました。白いランドセルもありますね。そして、いよいよ、小学生のランドセルがさらに多様化されるのかもしれません。「ランドセル新時代」になるか。立山町の子どもたちの声が気になりますね。