今日は、年長園児2名が4月から通う小学校に、子どもたちを連れて行ってきました。小学校フェスティバルが3年ぶりに行われたのです。PTAとおやじの会が頑張って、子どもたちを盛り上げています。地域の農家さんが、大根やサツマイモなどの農産物を販売していました。学校を取り巻く、保護者や地域の皆様の頑張りを見ることができました。子どもたちは、ゲームをやってお菓子をたくさんもらって、大喜びです。
さて、国内の大型書店の先駆けだった東京駅前の「八重洲ブックセンター本店」が、駅前の再開発で来年3月でいったん営業を終え、2028年に完成する新たなビルで開業することになりました。今年は、神田神保町の三省堂書店本店や新宿の紀伊国屋書店などの大型書店の建て替えや改装が続きます。
八重洲ブックセンター本店は「どんな本でもすぐに手に入る書店が欲しい」という声で、ビジネス街の真ん中に立つ地上8階、地下1階の広さで、約100万冊の本があります。世の中が豊かになる中で、増えていく出版物を幅広く置くスタイルが支持されたのです。ショッピングセンターの上層階に大型書店があると、お客様が下りる際にほかの店を訪れる「シャワー効果」が期待された時代です。
出版業界は、1996年に推定販売金額が約2兆6500億円に達した後、右肩下がりとなります。2021年の販売金額は、紙と電子を合わせても2/3以下の水準です。ところが、大型店舗だけは2003年に38店が2018年には101店に増えたそうです。
丸善ジュンク堂は「書店が閉店すると、お客がそのまま別の店に行くわけでない。読者自体が減る」と考え、書店の新たな魅力づくりをめざして、書店の灯を消さないようにしています。絵本のキャラクターや文房具、ぬいぐるみなどをそろえて、30代・40代の女性から支持をされる書店をつくります。
代官山の蔦屋書店では、オフィスとして使えるシェアラウンジを設けたそうです。また、本選びを手伝う目利きの書店員「コンシェルジュ」が20人もいて、店の選書も好評だそうです。「今は趣味や好みが多様化し、自分の興味を『提案されたい』人も多い。書店に行けば何か発見できると思ってもらえたら」と話します。
個性的なイベントで、本との出会いを生む場になる店が、最近は増えていますね。目的購入では、ネット販売にその需要を奪われることが多いのでしょうが、ぶらっと本屋で楽しみたい人の要望にどれだけ答えられるかが、これからの魅力的な本屋の役割かもしれませんね。はい。私も本屋をブラブラするのが大好きです。衝動買いに幸せを感じるのです。