中学生のゼミ活動

今日は、埼玉県警による「交通安全教室」が、ショッピングセンター1Fのホールで行われました。ホワイトきゃんばすの子どもたち向けの内容で、とても楽しい時間となりました。担当する女性の警察官二人の絶妙のやり取りで、子どもたちは常に笑顔です。黒猫「よっちゃん」のぬいぐるみで、腹話術にもトライ。いっこく堂さんのような完成度はなく、微妙な腹話術でしたが、子どもたちには大うけです。園児たちにとっては、印象に残る一日になったようです。

 

さて、東京都世田谷区にある千歳中学校では、今年度からゼミ形式の授業を行っているそうです。名付けて「千歳ゼミ」です。総合的な学習の時間の中で、「エネルギー環境問題の解決へのアクション」「もったいない!食品ロスを減らすには」など、11講座を設けたそうです。

 

少し覗いてみます。「廃棄プラスチック問題」を扱うゼミでは、プラスチックストロー問題を深掘りします。「廃棄せずに済む食べられるストローの開発」や微生物の働きにより、水と二酸化炭素に分解される「生分解性プラスチックの活用」など、アイデアには、生徒自身の経験や個性などが反映された内容になっています。

 

8月末には、世田谷区長を含む区役所の担当と意見交換会を行ったり、地域を巻き込んだ活動につなげているようです。年度末の授業参観で、保護者や地域の人たちへプレゼンテーションを行います。生徒たちも、力が入るのです。

 

千歳中学校の山本校長は「習得した知識・技能などを活用し、答えのない問題を解決できる生徒を育てていきたい」と話します。

 

どうですか・・・中学生が取り組む内容としては、やりがいがありますね。個人のアイデアだけでなく、1つのチームで協働しながら探求できる環境や、地域の多くの人たちとの交流は、子どもたちにとっては、大きな成長の糧となりますね。

 

私が中学生の頃とは、ずいぶんとレベルが違います。こんな若者が、日本の未来を創っていくのです。