今日は、屋上ファームで、さつまいも掘りをしました。5月に子どもたちと苗を植えて、夏を過ぎて、いよいよ収穫です。保育園や幼稚園の行事で、「おいもほり」をやるところはありますが、苗を植えて、その苗がどんどん広がって大きくなり、いよいよ収穫するという、すべての過程をホワイトきゃんばすの子どもたちは体験するのです。
今日は1歳児のちびちゃんまで、がんばって土と格闘しました。土の中から、続々とさつまいもを掘り出す子どもたちです。幼虫発見にも大興奮です。寺子屋園児は、収穫後の「イモ洗い」まで頑張ってもらいます。水で洗うと、鮮やかな赤紫色が輝きます。少し置いて、甘くなったら子どもたちのお土産になります。
さて、「家賃が0円!」聞くと、そんな家があるの?事故物件?お化けが出るの?思う人も多いかもしれません。保育園の園児の中で、今週末に、引っ越し先の物件探しで、不動産屋まわりをする家族がいます。もちろん、埼玉県さいたま市ですので、家賃0円という物件はありません。
しかし、全国を見渡せば、家賃0円の借家は実際にあります。平成30年のデータですが、全国で約30万戸、全借家の2%に当たるそうです。市町村レベルで見ると、10%~20%が家賃0円という地域もあるそうです。
家というのは、人が住まなくなるとすさんできます。景観や治安の悪化にもつながります。「家賃はいいから、ハウスキーパーとして住んでくれ!」というのが、0円家賃の実態のようです。
人口の減少により、「家余り」はますます加速していきます。過疎化が進む地方では、さらに深刻な問題になっていきます。需要と供給を上手に結び付ければ、「住」に困らない時代になっていくのかもしれません。
実は、高校の「家庭総合」では、「持続可能な住居の計画、そのために必要な情報の収集・整理」を扱っているようです。住居は、生きるための資本と考えると、若者がリユー
スについて考えるには、もってこいの内容かもしれませんね。