中高生の勉強法は、何で知る?

今日の連絡ノートには、運動会のコメントがぎっしりです。2ページまるまる書いてくれたママもいます。寺子屋園児のママパパは、8種目も出場した我が子の奮闘ぶりと成長に涙し、2歳児以下の園児の保護者も、我が子だけでなく、寺子屋園児の活躍ぶりに涙します。園長は、常に保護者席を見ていたわけではなかったので、ママパパのほとんどが泣いていたことに気がつきませんでした。本当にうれしい限りです。

 

「今年も最高の運動会だった」「いいものを見させてもらった」「これだけの練習を子どもたちがしていたなんて・・・驚いています」「先生たち・・・ありがとうございました」などなど・・・うれしいコメントがいっぱいです。

 

来春、育休期間が終了し、小学校の先生に復帰するママは、自分が高学年の組体操を指導した経験を話してくれました。保育園児がこんなに完成度の高い組体操をするなんてと、涙がこぼれてきたそうです。普段は、ケンカばかりしている年長男子2人が、組体操ではピッタリと息を合わせて最高の演技に、2人の保護者が号泣です。

 

保育園で作成したDVDでは、我が子だけでなく、他の園児の活躍も一緒に楽しんでもらえればうれしいですね。来年の運動会で、新たな目標が親子で見つかるかもしれません。

 

さて、コクヨの調査ですが、驚きの事実がわかりました。中高生を対象に「あなたの勉強法は、何から情報をとりましたか?」の問いに、複数回答ですが、「YouTube」と答えた割合が57.4%と、一番高い数字となりました。以下の順位は、2位「学校の先生」56.1%、3位「Instagram」46%、4位「友人との会話」43.2%、5位「学習アプリ・サービス」30.7%、6位「インターネットの記事」30.7%、7位「塾の先生」28.9%という結果だそうです。

 

みなさんは、どう思われましたか。「時代の流れだね~」で、済まさないでください。ここは、良く捉えることにしましょう。

 

以前なら、間違いなく学校の先生が1位で、塾の先生が2番になっていたと思います。でも、これらの情報収集は「受け身」ですね。しかし、今の子どもたちは、自ら情報を取りに行くのです。YouTubeやInstagramはもちろんのこと、注目すべきは「友人との会話」です。アクティブラーニングなどで、他の生徒の意見を聞いたり、議論をする習慣がついたと考えると、これも、受け身ではなく、自分で情報を取りに行っていると考えるのが妥当でしょう。

 

子どもたちが、情報収集に関して、主体的に行動していると考えると、「なんだよ。YouTubeかよ~」なんて言わないで、少し見守ってみませんか。