宇宙天気予報

保育園の教室で、運動会の組体操の練習をしてから、西文ひろばグランドへ向かう毎日となっています。組体操では、「ピラミッド」にも挑戦します。年長園児は、6人で一番下が3人・真ん中の2人は、足は地面に立ったままです。そして、トップ1名は、そのままピラミッドの上に立ち両手を広げます。これが決まると、大拍手となることでしょう。今は、練習を重ねているところです。

 

さて、今日は「宇宙天気予報」の話です。どうやら、近い将来に新たに誕生しそうな職業ともいわれています。

 

宇宙天気予報は天気予報の「宇宙版」です。地上と同様に宇宙環境も太陽の影響を大きく受けています。例えば、太陽の表面で太陽フレアと呼ばれる爆発現象が発生すると、その影響が地球周辺にまで及びます。太陽フレアの発生直後には、エネルギーの高い粒子が太陽から飛んできて、人工衛星に障害を起こしたり、地球の磁場が乱されることで、地上の送電システムに誘導電流が発生して障害が起きる可能性があるようです。

 

総務省は今年6月、太陽表面で100年に一度の巨大な爆発が起きた場合の「最悪シナリオ」を発表しました。それによると、携帯電話や防災無線、テレビが2週間ほど昼間に断続的に使用できなくなり、スマホの地図アプリも使用不能といいます。

 

100年に一度の長期見込みもありますが、太陽活動はおおよそ11年周期で変動するようです。次に太陽の活動が活発になるのは、3年後の2025年ごろだといいます。この頃には、現実的に「宇宙天気予報士」なる人物が、テレビやラジオの天気予報のように、「宇宙天気予報」として、放映されるかもしれませんね。

 

現在の気象キャスターが宇宙天気予報士の資格を持つ流れになっていくのかも。「宇宙天気予報」に注目です。