やっぱり鉄道が好き⑥~青春18きっぷ~

「やっぱり鉄道が好き」最終回は、青春18きっぷです。 利用されたことはありますか。 12,050円で、5回分、普通・快速列車だけに乗れる切符です。 一人で5日間利用しても、グループで利用しても、使い方は自由です。 まるまる一日、鈍行列車に乗ってどこまでも行けるので、のんびり旅をするには、もってこいの切符なのです。

 

もともと、国鉄時代の昭和57年に「青春18のびのびきっぷ」として、当時8000円で販売されたのが始まりです。 青春18とありますが、もちろん年齢制限はありません。 春季・夏季・冬季の期間限定販売の切符で、春休み・夏休み・冬休みに合わせて学生たちが利用しやすいようにと、ターゲットは若者でしたが、様々な人が利用してきました。 2015年度には71万枚を販売しましたが、普通夜行列車や快速扱いの「ムーンライト○○号」が次々と廃止される中で、コアな需要が減っているようです。

 

青春18きっぷが発売される時に、駅や列車が走る景色が掲載されたポスターが注目されるようになりました。 そのポスターのコピーが心を打つのです。

 

今年2022年夏では「ずっと乗っていても飽きないのは、同じ駅がひとつもないから」です。 なんだか、すぐに旅に出たくなるキャッチコピーですね。

 

 私は何度も青春18きっぷのお世話になりましたが、昭和の時代には、東京から「大垣行き」の夜行普通列車がありました。 戸塚駅まで切符を購入し、戸塚駅で夜零時を過ぎるので、車掌さんに青春18きっぷに日付けを押してもらいます。そこから、延々と列車に乗り続けます。翌朝、岐阜県の大垣駅に到着すると、大阪、岡山、広島と東海道、山陽本線をひたすら鈍行列車で走り、下関から九州に入ります。博多を過ぎで夜中の23時過ぎに、熊本まで乗り続けた経験があります。翌日鹿児島から船に乗って沖縄に向かう旅でした。お金がなくても時間がある青春時代の思い出です。(笑) 

 

私の子どもが、小さい頃もよく利用しました。こども料金はないのですが、それでもリーズナブルな切符です。きっと、この切符で素敵な「手作りの旅」や「あてのない旅」をした人も多いと思います。続いて欲しい切符ですね。

 

さて、みなさんは、 お盆はどう過ごされましたか。 故郷に帰られましたか。 または、家族でどこかに行かれましたか。 私は、墓参りをして、迎え火をたき、本日は送り火ですね。 義理の母が住む福島では、知る人ぞ知る「UFO研究所」に行ってきました。 (この話は、あらためていつかのブログで紹介します)

 

いよいよ、明日から保育園がスタートします。 まずは、子どもたちの話をいっぱい聞いて、楽しみたいと思っています。